ソフィアン・アムラバト引き留め作戦とモロッコ代表での追い風
ペジェグリーニ監督は、来季のチャンピオンズリーグという過酷なシーズンを見据え、ソフィアン・アムラバトの経験と実力が不可欠だと考えており、マヌ・ファハルド率いるスポーツ部門も指揮官の要望に応えるべく全力を尽くしています。しかし、2028年まで彼のパスを保有するフェネルバフチェの初期要求額は、ベティスにとって高すぎると判断されています。
フェネルバフチェ側はワールドカップでの活躍による価格高騰を期待しており、新会長のアジズ・ユルドゥルムは『厳しく交渉し、どんな価格でもアムラバトを放出しない』とベティス側に強い警告を発しています。ベティスとしては、フェネルバフチェがフィオレンティーナに支払った1200万ユーロをそのまま支払う気はなく、買い取りオプション(義務なし)付きの再レンタルで、給与の負担割合を増やす(昨季は25%のみ負担)形が理想的だと考えています。他にも、保有権の一部買い取りやボーナスを含めた折衷案も模索しています。
そんな中、ベティスに有利な追い風が吹いています。モロッコ代表のワフビ監督は、ブラジルとのW杯初戦でアムラバトを起用せず、24歳のエル・アイナウィと18歳で大絶賛されたブアディの若手ダブルボランチを選択し、後半の交代枠でも20歳のエル・ムラベトを起用しました。アムラバトの出場機会が減り、ショーケースで目立たなくなることは、移籍金の高騰を防ぎたいベティスにとって好都合です。さらに、アムラバト自身が代理人にベティス残留が最優先であると伝えており、手取り500万ユーロの給与をクラブの経済状況に合わせて削減する意思も見せています。全てはワールドカップ終了後に決着する見込みです。 (via Estadio Deportivo)