エンドリッキ 今季出場4分で1月のローン移籍を容認し複数クラブが争奪戦へ
20歳のブラジル代表FWエンドリッキは、出番が極端に減少したため、来年1月の移籍市場でのローン離脱を受け入れる構えだ。現在は複数クラブによる獲得打診の初期段階にあるが、世界的な超新星が新体制下で厳しい立ち位置に置かれている。この現状は、レアル・マドリードの若手育成プランにとっても大きな岐路を意味するという。
ジョゼ・モウリーニョ監督の就任後、エンドリッキが今季の公式戦で出場した時間はわずか4分間に過ぎない。昨季後半戦はフランスのオリンピック・リヨンへローン移籍して実績を残したものの、現状は厳しい状況だ。一方で若手FWのカルロス・エスピが著しい成長でゴールを量産しており、結果的に監督の構想から外れる形となっている。
出場機会を渇望する選手側がローン移籍へ青信号を出したことで、欧州の主要クラブが一斉に動きを見せている。イタリアのガゼッタ・デロ・スポルト紙の報道によれば、エンドリッキはACミランからの提案に対して意向を肯定し、同クラブが獲得の最有力候補に浮上したとされる。一方で、スペインのカデナ・セルはウナイ・エメリ監督が率いるアストン・ヴィラがローン獲得の筆頭候補であると伝えており、ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏はリヴァプールが再び動向を注視し始めたと指摘するなど、発信元によって評価が分かれている。
将来を期待された大物であっても、指揮官の戦術的嗜好やポジション争いで機会を失えば、迅速な新天地捜索を迫られるのが厳格な現実だ。そのためレアル・マドリードとしても、資産価値を維持するために試合経験の提供が不可欠となっている。1月の冬の移籍ウィンドウに向け、どのクラブを選択するのか、本人の最終判断とクラブ間の条件整理が最大の焦点となる。(via Cadena SER / Gazzetta dello Sport / ファブリツィオ・ロマーノ)