ウクライナの戦火を逃れたバルサ下部組織の逸材、アルテム・リバクの家族の物語

FCバルセロナが、将来を嘱望されるU-16ウクライナ代表のアルテム・リバクと2029年までのプロ契約を締結した。この契約の裏には、ウクライナの戦火を逃れ、異国の地で新たな生活を築いた家族の感動的な物語がある。

アルテムは元々シャフタール・ドネツクのアカデミーでプレーしていたが、戦争の影響で日常生活が脅かされる中、シャフタール側からバルセロナへ行くことを提案された。最初は母親だけが彼を連れてカタルーニャへ移住し、父親はウクライナに留まっていた。しかし、元フットサル選手である父親も兵役で軍に招集される危険が迫ったため、家族を再会させるためにバルセロナへ飛ぶことを決断した。

現在、家族はエスプルゲスに住んでおり、父親は観光会社で、母親は事務員として働きながら新たな生活基盤を築いている。バルサのチームメイトの保護者たちからも「非常に気配りができ、愛情深い家族」として親しまれている。アルテム本人はシャイな性格だが、学校のクラスメイトやロッカールームでもその高潔な振る舞いが愛されている。祖父母は今もウクライナに残っており、終わりの見えない戦争に心を痛めながらも、フットボールがアルテムにとっての癒しとなっている。練習後にはトラムに乗って家路につくこの小柄なレフティーは、バルサが提供した環境に感謝し、トップチームでプレーするという夢に向かって歩みを進めている。

(via SPORT)

エリック・ガルシアらが出演するビール会社の夏の風物詩CM

夏の到来を告げる風物詩としてカタルーニャで絶大な人気を誇るビール会社「Estrella Damm」の新作CMが公開され、フットボール界からFCバルセロナのエリック・ガルシアとクラウディア・ピナ、そしてチェルシーのマルク・ククレジャが出演している。

今年のキャンペーンタイトルは「La llegenda del Canyut(カニュットの伝説)」で、同ブランドの創立150周年を記念する特別な映像となっている。地中海のライフスタイルを讃えるこの映像には、フットボール選手たちだけでなく、シェフのジョルディ・ロカ、ミュージシャンのRels BやMushkaa、インフルエンサーのジェシカ・ゴイコエチェアやニル・オヘダなど、各界の著名人が集結した。The Beach Boysの「Wouldn’t It Be Nice」をBGMに、スポーツ、音楽、美食、文化が融合した地中海の魅力を伝えるこのCMは、すでに公式チャンネルで公開され、大きな反響を呼んでいる。

ちなみにエリック・ガルシアについては、代表合宿においてその「若き指導者」としての素顔が話題になっている。バルサや代表のロッカールームで、彼はチームメイトから『病的なまでにフットボールを見ている』と驚かれており、幼少期からの指導者であるサンティ・デニア監督も『彼は15歳の体をしたベテランだった。なぜこの動きをするのか、なぜ別の動きではないのかと常に質問してきた。彼は潜在的な監督だ』と語っている。ラミン・ヤマルも、試合中に背後から指示を出してくれるエリックから多くを学んでいると周囲に語っているという。

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