移籍市場を巡るSNSの騒動:グリーディの別れの挨拶がセビージャファンを巻き込む事態に

セビージャFCへのフリー移籍が公式発表されたMFジョン・グリーディが、SNSに投稿した前所属クラブへの別れのメッセージが、思わぬ騒動を引き起こした。

アラベスで4シーズンを過ごしたグリーディは、感謝の気持ちを込めて自身のSNSにバスク語で『Beti arte, Alavés(永遠に、アラベス/さようなら、アラベス)』というメッセージを投稿した。しかし、この「Beti(ベティ)」という発音が、セビージャの永遠のライバルである「レアル・ベティス」を連想させたため、セビージャファンの間で瞬く間に拡散された。

コメント欄にはセビージャとベティスのファンが入り乱れ、『君、チームを間違えてるよ』『誰か彼を返品するレシート持ってる?』『チームにまた一人ベティスファンがやってきた』『彼は自分がどこのチームと契約したのか分かってないな、最高のスタートだ』といった皮肉やジョーク、ミーム画像が大量に投稿される事態となった。グリーディ本人は単に母語であるバスク語で別れを告げただけだったが、セビリアの街の強烈なフットボールのライバル関係の洗礼を、ピッチに立つ前から浴びることになってしまった。

(via MARCA)

アトレティコとアルバレスの亀裂、ビニシウスとレアル・マドリードの緊張関係

マドリードの2大クラブを巡り、ピッチ外で選手たちとの間に不穏な空気が漂っている。

アトレティコ・マドリードでは、フリアン・アルバレスの周囲が騒がしい。レアル・マドリードが彼に対して1億5000万ユーロのオファーを出したと報じられたことで、状況は複雑化している。情報番組『El Chiringuito』に出演したJota Jordiは、アルバレスが現在クラブに対して深い失望と怒りを感じていると暴露した。彼は『アルゼンチン代表の合宿所から届いた情報によると、フリアンは非常に落ち込んでおり、失望し、怒っていると言ってもいい。クラブは「悪いのはフリアンとバルサだ」というメッセージを流しているが、バルサは常に正面から向き合っており、クラブ内部の重要人物の言葉を信じていたため失望している。フリアンはプロとして常に正面から向き合い、アトレティコのシャツを着てすべての試合で義務を果たしてきた。彼に対して誰も文句は言えないはずだ。あなたたちは彼らがプロである前に一人の人間であることを忘れている』とクラブの姿勢を非難した。現在アルタンチン代表に合流しているアルバレス本人は、足首の怪我の治療に専念しており、自身の口からは沈黙を貫いている。

一方のレアル・マドリードでは、ビニシウス・ジュニオールとクラブの関係に緊張が走っている。ビニシウスの契約更新交渉は宙に浮いたままであり、サウジアラビアからの巨額オファーの影もちらついている。フロレンティーノ・ペレス会長は選挙戦のインタビューで『彼が更新するかどうかは分からない。私の意見を聞かれれば、彼には残ってほしいが』と語り、以前のような「アンタッチャブル」な扱いではなくなっている。さらに、新しく監督に就任したホセ・モウリーニョとの間にも過去の遺恨がある。CLの試合でビニシウスが相手ファンと衝突した際、解説を務めていたモウリーニョは『彼とエムバペにしか決められないようなゴールを決めたのだから、チームメイトの肩に乗って祝えばいい。6万人もの観客を相手に喧嘩を売る必要はない』と公然と苦言を呈していた。ビニシウスはモウリーニョについて『彼とはポルトガル語で話せるから良いね』と好意的に語っていたものの、この発言には落胆しているという。エムバペの加入によって左サイドのポジションも不透明になる中、ビニシウスはブラジル代表として臨むW杯で自らの価値を再証明しなければならないというプレッシャーに晒されている。

(via SPORT)