マラドーナ死亡事件の裁判:法廷で対立する医療スタッフ
ディエゴ・アルマンド・マラドーナの死の責任を問う裁判で、精神科医のアグスティナ・コサチョフと、医療サービス会社スイス・メディカルの在宅ケア調整役であるナンシ・フォルリーニの間で、緊迫した直接対決(対審)が行われた。
法廷では、退院後の在宅治療において誰が必要な医療機器や手配を怠ったのかを巡って激しい口論が繰り広げられた。コサチョフは、臨床医、神経内科医、そして救急車の手配を何度も要求したが実行されなかったと主張。これに対しフォルリーニは『私はそのような要求を受け取っていない』と反論した。コサチョフはすかさず『あなたに届いていないのは私の責任ではない』と切り捨てた。
フォルリーニは、スイス・メディカルが作成しコサチョフが署名した退院時の合意書を盾に取り、会社は看護師と治療アシスタントの派遣のみを約束していたと主張。『自分が署名したものを読んでいないなら、それはあなたの責任だ』とコサチョフを非難した。コサチョフは『急いで招集された会議であり、事前に話し合っていたことが守られないとは想像もしていなかった。退院後の数日間で、約束と違うという行き違いがあることは明確にあなたに伝えたはずだ』と反論した。
さらに、死亡した家には医療機器も救急車も配置されていなかった点について、フォルリーニが『家に行って救急車が見えなかったのなら、私に言うべきだった』と責めると、コサチョフは『近くの待機所に配置されていると言われていたからだ』と弁明した。実際、マラドーナが体調を崩した直後に到着した最初の救急車は、近くの待機所から出動したものだったことが分かっている。二人は互いに責任をなすりつけ合い、法廷は険悪な空気に包まれた。
(via MARCA)
W杯の裏側:最年少選手と、麻痺の危機を乗り越えた最年長選手の奇跡
今回のW杯に出場する全1,246人の選手の中には、ピッチ外のドラマを抱える選手たちがいる。今大会の最年少選手はメキシコのMFヒルベルト・モラだ。開幕戦に出場すれば17歳と240日となり、ペレに次ぐ大会史上6番目の若さでのデビューとなる可能性がある。彼は「メキシコのペドリ」とも呼ばれ、すでにFCバルセロナのスポーツディレクターであるデコらが熱視線を送っており、クラブが将来的な獲得に向けて調査を進めているという裏話も報じられている。
一方で、大会最年長選手はスコットランド代表のGKクレイグ・ゴードンだ。43歳と162日で大会を迎える彼は、今大会のピッチに立つまでに壮絶な道のりを歩んできた。ハーツに所属する彼は、昨年3月に首に重傷を負い、専門医から『パンフレットを読んだだろう。麻痺が残るかもしれないし、死ぬ可能性すらある』と宣告されるほどの危険な手術を受けた。彼はプロとしてのキャリアだけでなく、自分の命や『子供たちと一緒に遊べる父親でありたい』という切実な願いのために手術に踏み切った。過去にも足首や肩の負傷、腕や脚の骨折、さらに膝蓋腱炎で2年間もピッチから遠ざかり、引退を勧告されて泣き崩れた経験を持つゴードン。今シーズンはクラブでわずか225分しかプレーしていないが、不屈の精神でスコットランド代表の26人の枠に入り、再びW杯の舞台に立つという奇跡を起こした。
(via Esport3) (via Mundo Deportivo) (via SPORT)