古巣へ捧げる魂の咆哮
数的優位に立ちながらも先制点を奪われるという重苦しい展開の中、エスパニョールを救う究極のヒーローとなったのは、今シーズンに期限付き移籍先から復帰したばかりの生え抜き、マルコス・フェルナンデスでした。
98分に泥臭く叩き込んだ同点弾は、彼にとって待望のラ・リーガ1部リーグにおけるキャリア初ゴールとなりました。極限の緊張感の中で大仕事をやってのけたマルコスは、ゴールを決めた直後、ユニフォームを力強くまくり上げ、アンダーシャツに手書きされたメッセージをスタジアムとカメラに向けて誇らしげに掲げました。
そこには、「Ceuta no se vende, Ceuta se defiende」(セウタは売り物ではない、セウタは守るべきものだ)という、昨季を過ごした古巣セウタへの熱いサポートメッセージが記されていました。
試合後、マルコスは特別な感情を込めてその真意を明かしました。
『セウタという街は、私にプロサッカー選手として戦う素晴らしいチャンスを与えてくれた場所。街の人々は私を家族のように温かく迎え入れてくれた。現在、あの街やクラブが非常に困難な状況に置かれ、不当な扱いを受けているのを見て本当に胸が痛む。一刻も早く事態が解決し、平穏な生活が戻ることを心から祈っている。私にできる小さな支援としてこのメッセージを送った。現地の人々が示している素晴らしい連帯と団結を心から尊敬している』。
試合内容については、引き分けという結果に対して『ホームで何としても勝ち点3が欲しかったため、非常に悔しい思いがある』としながらも、『最悪の展開から執念で追いつき、チームが最後まで諦めずに戦い抜く強いキャラクターを示せたことは、今後に繋がる重要な収穫だ』と力強く前を見据えました。(via ElDesmarque)