CDエルデンセ

リオネル・メッシによるCDエルデンセの株式100%取得手続きが正式に完了した。先週、元オーナーのコロンビア人実業家カロリーナ・オルギンとの間で基本合意に達していた買収案が実行に移され、現在はCSD(スポーツ高等評議会)による最終承認手続およびデューデリジェンス(資産査定)の完了を待つ段階に入っている。

一時、前々所有者のパスクアル・ペレスが100万ユーロの債務を主張してクラブ株式の差し押さえを申し立てるトラブルが発生していたが、オルギン側は『株式代金は完済されており、売却手続きを阻むものではない。訴訟に対しても十分な資金力で責任を負う』と裁判闘争をクリアしたことを表明した。ピッチ上でもエルデンセは前節スポルティング・ヒホンを敵地エル・モリノンで0-1で破り今季初勝利を挙げており、この公式勝利投稿に対してメッシ本人がSNSで「いいね!」を押して祝福するなど、新オーナー就任に向けてクラブのムードは最高潮に達している。(via SPORT)

CDエルデンセ

リオネル・メッシによるCDエルデンセ買収に伴い、すでに今年4月に株式約85%を取得した3部RFEFのUEコルネジャとの「2クラブ所有(マルチプロパティ)」問題について、スポーツ法専門の法律事務所RocaJunyentの弁護士フェデ・セグラとギジェム・ナバロが解説を行っている。専門家によると、「トップチームの所属カテゴリーが異なるため問題ない」という説は、両クラブのBチームがともに3部RFEFに所属し昇格プレーオフで対戦する可能性があるため法的根拠にならないと指摘する。

スペインのスポーツ法およびSAD(スポーツ匿名会社)規定では、同一競技の複数クラブで5%以上の議決権を同時に保有することが厳格に禁止されている。しかし、法律は資本の所有(経済的保有)自体を禁止しているわけではなく、管理運営にかかわる「議決権(政治的権利)」の重複を制限している。そのため、リオネル・メッシがどちらか一方のクラブ(例えばコルネジャ)の議決権を完全に放棄し、かつその権利を親族や関連人物に譲渡しない不介入構造を構築すれば、CSDの承認を得て両クラブの100%所有権を維持することが可能となる。(via SPORT)