ホセ・アルベルト・ロペス監督が描く1部復帰シーズンの理想のスタメンと4-2-3-1システムの全貌
レアル・ラシン・クラブ・サンタンデールは、セグンダ・ディビシオンや1部RFEFでの長い低迷期を乗り越え、ついにLALIGA EA Sportsの舞台に帰ってきました。ホセ・アルベルト・ロペス監督の下、チームは8月16日日曜日17時00分からホームのエル・サルディネーロにビジャレアルを迎えて開幕戦を戦います。この初戦に向けて、指揮官は昨シーズンにファンを大いに魅了したおなじみの4-2-3-1システムを継続する方針です。
理想のスターティングイレブンとして、守護神にはシモン・エリクソンが君臨。4バックの右サイドにはアルバロ・マンティヤ、センターバックのコンビはファク・ゴンサレスとマヌ・エルナンドが軸となります。この中央のポジションには、ユヴェントスから加入したペドロ・フェリペが加入して競争を激化させているほか、エスパニョールへの期限付き移籍から復帰するパブロ・ラモンも間もなく合流する予定です。左サイドバックには、数多くのクラブから熱い注目を浴びているホルヘ・サリナスが先発する見込みです。
ダブルボランチにはグスタボ・プエルタ and マゲッテ・ゲイェの二人が並びますが、プエルタの去就は不透明。2列目の3ハーフは非常に豪華で、かつてクラブでデビューを飾ったセルヒオ・カナレスが創造性の中心として君臨し、右には昨季のチーム得点王アンドレス・マルティン、左には昨季セグンダでのアシスト王となったイニゴ・ビセンテが並びます。そして最前線のワントップの座を巡っては、アシエル・ビジャリブレとフアン・カルロス・アラナの二人が激しい先発争いを繰り広げています。(via ElDesmarque)
19歳の至宝ホルヘ・サリナスを巡るバルセロナとの強硬な移籍交渉と残留時の『報い』の約束
チームの1部昇格に伴い、多くの選手が移籍市場のショーウィンドウに並ぶこととなりました。その中で最も大きな注目を集めているのが、19歳の左サイドバックであるホルヘ・サリナスです。彼に対して最も熱心なアプローチを仕掛けているのがバルセロナです。バルサは夏の初めから彼の獲得に乗り出しているものの、提示額は固定600万ユーロ、変数200万ユーロという、ラシンの希望を大幅に下回るものでした。
これに対し、スポーツディレクターのチェマ・アラゴン氏は記者会見において、1600万ユーロに設定されている契約解除金未満での放出は一切認めないという極めて強固な姿勢を示しました。アラゴン氏は『もし超巨大クラブがその金額を支払ってやってきたら、引き留めるためにできることはほとんどない』と本音を漏らしつつも、現在のバルサの提示額には全く満足していません。また、6月にはアトレティコ・マドリードも関心を示していました。
その一方で、サリナスがエル・サルディネーロに残留する可能性も十分にあります。アラゴン氏はこの若きサイドバックのプロフェッショナルな姿勢を高く評価しており、記者会見で『彼は非常に模範的な態度を見せている。もしこのままチームに残るなら、彼の素晴らしい成長に見合う形で契約面でもしっかりと報いる必要がある』と語り、残留した場合には契約内容を改善することを明確に約束しました。(via ElDesmarque)
コロンビア代表グスタボ・プエルタのボローニャ移籍の噂と中盤のパレホら大物補強ターゲット
中盤の要であるコロンビア代表ミッドフィールダー、グスタボ・プエルタの未来が揺れています。プエルタの才能に対してはヨーロッパの複数の実力派クラブが獲得に関心を示しており、現在はイタリアのボローニャが獲得レースの先頭を走っています。
このため、ダブルボランチの一角を失う可能性に備え、クラブのスポーツ部門は中盤に経験とクオリティをもたらすための補強ターゲットをリストアップして水面下で動いています。その具体的な候補として、ビジャレアルのベテランであり実力派のダニ・パレホや、カリアリに所属するイタリアの若き才能マッテオ・プラティといった魅力的な選手たちが獲得候補として注視されています。(via ElDesmarque)
ウルヴァーハンプトン戦での3-0大敗からの守備組織の再構築とエラー of 徹底修正
プレシーズンの国際親善試合として行われたイングランドのウルヴァーハンプトンとの一戦において、ラシンは3-0という手痛い大敗を喫しました。
この敗戦を受け、ホセ・アルベルト・ロペス監督は特に自陣からのビルドアップ(ボールの出しどころ)における守備的な判断ミスや、守備ラインの乱れといったエラーを徹底的に修正することをプレシーズントレーニングの最優先課題に掲げました。開幕を1週間後に控える中、実戦での出場時間を増やしながら、選手間の連携のズレを解消して強固な守備ブロックを再構築するためのハードな取り組みが続けられています。(via MARCA)
スポルティング・ヒホンとの北部の伝統ダービー:プレシーズン最終盤に迎える午前中の死闘
ラシンはプレシーズンの重要な実戦テストとして、アストゥリアスの宿敵スポルティング・ヒホンとの厳しい北部ダービーに挑みました。
このダービーマッチは8月7日金曜日の午前11時30分から、エル・アスティジェロ of カンポス・デ・スポルトで開催。プレシーズンの最終段階において、両チームの戦術の浸透度とフィジカルの仕上がりを測るための極めてインテンシティの高い一戦となりました。この宿敵との死闘の模様は、ラシンの公式YouTubeチャンネルを通じてオンラインで完全生中継されました。(via MARCA)
デポルティーボ・アラベスとの親善試合:1部での強豪を相手に同じ金曜日の夜に挑む過酷な連戦調整
午前中のヒホン戦を終えたばかりのラシンですが、休む間もなく同日の夜にさらなる親善試合に臨む超過密スケジュールが組まれています。
対戦相手は、プレシーズン合宿を無敗で切り抜け、カステリョンに3-0で大勝して非常に勢いに乗っている1部のデポルティーボ・アラベスです。アラベスはキケ・サンチェス・フローレス監督の下で、ルーカス・ボジェや、プレシーズンで大復活を遂げて得点を重ねているマリアーノ・ディアスらを擁して非常に高い完成度を見せています。
この一戦は8月7日金曜日の19時00分からキックオフされ、午前中のヒホン戦と同様に、ラシンの公式YouTubeチャンネルでライブ配信されます。ホセ・アルベルト・ロペス監督はこの過酷な連戦を通じて守備のエラーを修正し、前線の決定力を引き上げる絶好の調整機会とする計画です。(via MARCA)
【本日の総括】
久しぶりの1部復帰を果たしたラシン・サンタンデールは、ホセ・アルベルト・ロペス監督の下でビジャレアルとの開幕戦に向けた4-2-3-1システムの熟成を急いでいます。バルサが狙う至宝ホルヘ・サリナスの1600万ユーロを巡る緊迫した移籍交渉や、プエルタの退団に備えたパレホら中盤の補強動向、そして同日にヒホン戦とアラベス戦をこなす過酷な連戦調整など、開幕に向けた熱気と緊張感が最高潮に達しています。