ジェフレイ・コンドグビア(マルセイユ)元バレンシアMFが来夏フリー移籍へ

フランスのオリンピック・マルセイユに所属する33歳のMFジェフレイ・コンドグビアは、元バレンシアCF及びアトレティコ・マドリードの経歴を持つ。現在は今季限りでの退団および来夏でのフリー移籍に向けた観測段階に入ったという。契約満了まで1年を切り、来年1月からは他クラブと自由に事前交渉を行える法的立場となるためだ。

コンドグビアとマルセイユとの契約は2027年6月30日まで残されているものの、クラブ側は高給選手の整理を通じた大幅な人件費削減を余儀なくされている。昨夏の段階でもフランスの財務統制機関からの厳格な規制を受け、契約解除や他クラブへの放出が真剣に検討されていたが、最終的にブルーノ・ジェネシオ監督がチームに留めて再統合した経緯が存在した。

しかしながら、今季のコンドグビアはチーム内での立ち位置を急速に低下させている。8月末に発生した筋肉の負傷により9月中旬まで戦線離脱を強いられ、10月初旬にようやく練習へ復帰したものの、ここまでの公式戦出場はわずか4試合にとどまる。マルセイユ加入初年度の2023-24シーズンには41試合に出場して中盤の要となったが、翌シーズンは26試合、昨季は17試合と出場機会は年々減少の一途をたどっていた。

かつてバレンシアで通算97試合に出場し7ゴールを記録した彼は、2019年のコパ・デル・レイ優勝に貢献するなどラ・リーガで輝かしい実績を残した。その後2020年にアトレティコへ移籍し、ランス、セビージャ、モナコ、インテル・ミラノと渡り歩いてきた実力派である。そのため、移籍金なしで獲得できる冬の市場に向けて、ラ・リーガの複数クラブが獲得調査に乗り出す可能性を秘めているという。

つまり、膨大な給与負担を軽減したいマルセイユ側と、定期的な出場機会を求めるベテラン選手との関係が終着点を迎えつつあるということだ。この動きが示すのは、実績のある中盤の補強を狙うクラブにとって、移籍金をかけずに手に入れられる実力者として彼の市場価値が再び高まりを見せているということである。

(via Superdeporte)

その他の動き

2部レアル・サラゴサで今季4ゴール4アシストと活躍する23歳のFWハウメ・ハルディは、今夏に2029年までの契約を結んだ。一方で、2部在籍時の契約解除金は700万ユーロに設定されているという。(via SPORT)

【本日の総括】

本日のラ・リーガ移籍市場は、ペドロ・ポロやニコ・ウィリアムズといった代表級のスター選手を巡る巨大な資金力とリスク管理の攻防が明確となった。同時に、アトレティコによる若手の囲い込み難航や、コンドグビアのフリー移籍浮上など、各クラブの将来構想や人件費抑制に絡む多角的な動きが進行している。冬の移籍市場が開幕する来年1月1日に向け、各クラブの具体的な補強戦略と決断の行方が今後の大きな見どころとなる。