5冠を目指すフベニールA「スーパー・ロペス」監督の新たな挑戦

レアル・マドリードの下部組織におけるトップチームであるフベニールAが、今週土曜日の19:00から、本拠地バルデベバスでラヨ・マハダオンダを迎え、新シーズンのリーグ開幕戦に臨みます。昨シーズン、フベニールAはユースチャンピオンズリーグ(Youth League)、国内リーグ、そしてコパ・デ・カンペオーネスを制覇し、クラブの歴史に不滅の足跡を残す歴史的3冠を達成しました。このマジカルなチームを率いているのが、バルデベバスで「スーパー・ロペス」の愛称で知られ、現在スペインの育成年代で最も注目を集めている若き戦術家、アルバロ・ロペス監督です。同監督は昨季、フベニールAでの3冠に留まらず、シーズン前半に指揮を執っていたフベニールCのタイトルも獲得しており、年間で実質4つのタイトルをその手に収めました。そして今シーズン、ロペス監督は「5冠」という、前人未到のさらなる偉業に挑みます。フベニールAが今季獲得の権利を持つのは、ユースインターコンチネンタル、ユースリーグ、国内リーグ、コパ・デル・レイ、そしてコパ・デ・カンペオーネスの5つのタイトルです。この高いハードルに挑む今季のチームは、メンバー構成が昨季から劇的に刷新されています。昨シーズンの栄光のメンバーからチームに残留したのは、バイロン、レスカノ、アドリ・ペレスのわずか3選手のみです。しかもレスカノに関しては、今季は主にさらに上位のカテゴリーであるカスティージャやレアル・マドリードCチームでのプレーがメインとなる可能性が高く、フベニールAのピッチで彼を見る機会は非常に限定的であるとされています。つまり、登録メンバー24名のうち実質「21名が新顔」という超ド級の世代交代が行われました。この新しい挑戦を引っ張るのが、昨シーズンにフベニールBやCでその卓越した才能を証明し、クラブ内で黄金世代と期待されている「2009年世代」の若き才能たちです。エンゾ、イェレマイア、マテオ・ガリード、ルメートル、カンパニー、シェリフ、マヌ・ロメロらがその代表格です。さらに外部からの新戦力として4名の選手が加わりました。レアル・オビエドへの期限付き移籍から復帰したゴールキーパーのアルバロ・ロドリゲス、レガネスから獲得した実力派DFマウロ・バウティスタ、ラヨから移籍したアタッカーのセルヒオ・カステホン、そしてカステリョンから引き抜いたFWフラン・サンタマリアです。アルバロ・ロペス監督のこれまでのキャリアにおけるスタッツは驚異の一言に尽きます。昨シーズン、フベニールAとCを合わせて指揮した41試合における戦績は37勝。フベニールCでは開幕から15戦全勝のパーフェクトレコードを残し、今年初めに昇格したフベニールAでは26試合で22勝を記録しました。さらに、一昨シーズンの2024-25シーズンに、現在フベニールAの主軸をなす「2009年世代」を率いたカデテAでのリーグ戦成績(29勝1分け)を加えると、ロペス監督が過去に指揮した直近の公式戦71試合での総成績は「66勝」という、現代サッカーにおいてにわかには信じがたい異次元の勝率を誇っています。 (via MARCA)