ラージョ・バジェカーノ
ラージョ・バジェカーノは、ホーム扱いのブタルケで行われたラシング・サンタンデール戦で3-2の劇的な逆転勝利を収め、今シーズン初勝利を挙げました。ピッチ外では、バジェカス・スタジアムの使用ライセンス問題を巡り、試合前に約3000人のサポーターが Raúl Martín Presa(ラウル・マルティン・プレサ)会長の辞任を求めるデモを行うなど、クラブは大きな混乱に揺れていました。試合も開始わずか4分に失点する苦しい立ち上がりでしたが、17分に Sergio Camello(セルヒオ・カメジョ)のアシストから Andrei Ratiu(アンドレイ・ラツィウ)が豪快なシュートを叩き込んで同点に追いつきました。その後1-2と勝ち越されましたが、前半終了間際にウナイ・ロペスのパスからカメジョが巧みに同点ゴールを奪うと、後半開始早々の47分にもウナイ・ロペスからのスルーパスにカメジョが反応し、キーパーの股を抜く技ありのシュートで3-2と逆転に成功しました。終盤の85分にフラン・ペレスが肘打ちにより一発退場となり、判定への抗議でベンチのホルヘ・デ・フルートスとアシスタントコーチも退場処分を受けるという過酷な状況に追い込まれましたが、スタジアムのブーイングと数々の逆境を跳ね除けて勝ち点3を死守しました。カメジョはこれで今シーズン5得点となり、ラフィーニャと並んでピチーチ(得点王)の暫定トップに立っています。ベニャト・サン・ホセ監督は『非常に欲しかった勝利だ。カメジョは偽の9番や10番としても機能する完璧なストライカーであり、これからもさらに要求を高めていく』とチームの団結力を誇りました。(via Estadio Deportivo)
ラシング・サンタンデール
ラシング・サンタンデールは、アウェイでのラージョ戦で2度のリードを奪いながらも2-3で惜敗しました。試合開始直後の4分、セルヒオ・カナレスがフリーキックを直接突き刺し、16年133日ぶり(2010年以来)となる記念すべきレーシングでのゴールで先制に成功しました。追いつかれた後の前半中盤には、今夏加入したパブロ・ガルシアが強烈な遠距離シュートを決めて1-2と再びリードを奪いました。しかし、ラージョのカウンターとカメジョの個人の能力を止められず3失点を喫しました。最大の波乱は80分に起こりました。コーナーキックから頭でネットを揺らして3-3の同点に追いついたかに見えましたが、主審のクインテロ・ゴンサレスはキーパーのダニ・カルデナスへの不可解なファウルを宣告し、ゴールを取り消しました。この判定に対し、レーシング側は猛抗議を行いました。55分からはバレンシアから加入したアンドレ・アルメイダがデビューし、パス成功率94%(32本中30本成功)、2回のデュエル勝利を記録して中盤に落ち着きを与えました。ホセ・アルベルト監督は試合後、『2ゴールを決めて敗れるのは到底受け入れられない。あの同点ゴールの取り消しは、ビデオアシスタントレフェリーが介入すべき明確なエラーであり、我々は明らかに不利益を被った』と激しい怒りを露わにしました。(via MARCA)