滑落事故を乗り越えたマヌエラ・フォスさん 四肢麻痺からハンドバイク世界王者へ上り詰めたレジリエンスの物語

🇳🇱2021年7月5日、ピコス・デ・エウロパでの登山中に30メートルの大滑落事故に遭い、頸椎損傷によるテトラプレジア(四肢麻痺/両手両足の麻痺)の診断を下されたオランダ出身・スペイン在住28年のマヌエラ・フォスさん。

Movistar Plusのドキュメンタリー番組「Informe Plus」に出演した彼女は、当時の過酷な現実とリハビリの日々を涙ながらに語りました。

『事故に遭った当初は、あまりの絶望と極限の依存状態の毎日に耐えられず、兄に対して「あの山でそのまま死んでしまった方がどれだけ幸せだったか」と口にしていました。登山やランニング、大好きな音楽(オーケストラでのフルート演奏)といった私のアイデンティティのすべてが一瞬で奪われたのですから。最も難しかったのは、生きる価値があると自分を納得させることでした』

しかし、リハビリの中で手だけで漕ぐ自転車「ハンドバイク(handbike)」と出会ったことで、彼女の人生は180度変わりました。

『もう一度、風を浴びて、自分の力で進む。あの瞬間に本当の自由(libertad)を取り戻したのです』

そこから週6日の猛特訓を重ね、スペイン国籍を取得した彼女は、わずか3年で世界選手権のタイムトライアルとロードレースで3つの金メダルと1つの銀メダルを獲得する世界王者にまで上り詰めました。

『夜、夢を見るとき、私はいつも自分の足で歩いています。でも、私の3人の子供たちが、私がここで戦い続ける理由。毎日の1秒1秒を全身全霊で愛し、生き抜くことの大切さを伝えたい』と語る彼女の姿は、多くの人々に感動を与えています。(via MARCA)

俳優ハビエル・バルデムの愛国告白 「私は一度もアメリカに住んでおらず、常にスペインで税金を納めてきた」

🎬アカデミー賞俳優であり、世界的なスターであるハビエル・バルデム。彼は Rodrigo Sorogoyen 監督の最新作映画『El ser querido』のプロモーションインタビューの中で、自身のキャリアと納税を巡る愛国的な本音を語りました。

バルデムはこれまでのハリウッドでの輝かしい活躍の裏で、スペインの右翼メディアや政治家から「アメリカに逃げて税金も払っていない」と不当なバッシングを浴びせられ続けてきたことに対し、以下のように強く反論しました。

『私はこれまでの人生で、一度たりともアメリカ合衆国に住まいを移したことはありません。常に自分の愛するスペインに残り、一人の国民として、すべての税金をこのスペインで正直に、そして正しく納め続けてきました。右翼の一部の人々が私をおとしめるためにどのようなデマを流そうとも、これが紛れもない事実です。私は自分の国の映画産業と若き才能を心から信頼していますし、スペイン映画に貢献し続けることこそが私の誇りです』と熱く宣言しました。(via Mundo Deportivo)

マルベーリャで初開催へ ラテン音楽の祭典「プレミオス・フベントゥ2026」ノミネート発表

🎤ラテンアメリカ音楽と若者カルチャーの最高峰の祭典である「Premios Juventud 2026」のノミネート発表が行われ、世界的な注目を集めています。

今年で23回目を迎えるこの歴史的なアワードですが、開始以来初めてアメリカ合衆国を飛び出し、ヨーロッパ、それもスペインのマルベーリャ(スターライト・オーシデント)で開催されることが決定しました。

Carin Leon が最多の9部門でノミネートを飾り、Rosalia が5部門、Aitana と Alejandro Sanz がそれぞれ4部門に選出されるなど、スペイン国内のアーティストの活躍が目立っています。さらに今回から、オランダ、フランス、ドイツ、イギリスなどの楽曲を対象とした「Mejor Euro-Song」部門が新設され、Ana Mena や La Oreja de Van Gogh らがノミネート。SNS投票によって8月10日まで受付が行われており、マルベーリャの地がラテンミュージックの聖地として熱を帯びています。(via MARCA)