カリム・アデイェミの正式加入、移籍金詳細、入団発表での意気込みと獲得の舞台裏

🇩🇪ボルシア・ドルトムントからカリム・アデイェミの完全移籍での獲得が正式に発表された。契約期間は2031年6月30日までの5年間となる。移籍金は固定額が2200万ユーロ、個人の成績やチームのタイトル獲得に応じた変動ボーナスが700万ユーロの総額最大2900万ユーロとなり、さらに将来の売却益の20%をドルトムントが受け取る条件が盛り込まれた。市場価値4000万ユーロとされる同選手をこの価格で獲得できたのは、クラブにとって非常に経済的な成功となった。

この移籍の裏には、アデイェミ本人の強烈なバルサへの愛情があった。5月に代理人のジョルジュ・メンデスに対し、プレミアリーグやサウジアラビアからの巨額のオファーを拒否し、『バルサにしか行きたくない』と直訴。バルサが最初に提示した2000万ユーロのオファーをドルトムントが拒否した際も、アデイェミはバルサに行けないのであれば契約満了までチームに残留してフリーで去ると強硬な姿勢を見せ、ドルトムントに交渉の席につかせたのだ。

入団プレゼンテーションには家族とともに臨み、満面の笑みで新しいユニフォームを披露した。アデイェミは『世界最大のクラブに来ることができ、監督やチーム、そしてファンにタイトルを獲得するためにここに来たことを証明したい。チャンピオンズリーグは非常に重要だが、バルサでは全試合が重要。可能な限りすべての試合に勝ちたい』と語った。ハンジ・フリック監督の存在が決定打だったとし、『ここにいる最大の理由はフリック監督。最初の瞬間から彼と話し、彼が必要とするすべてのためにここにいる。オファーを知った時は信じられなかった。昨季の自分のパフォーマンスは最高ではなかったから。フリックは私にとっての柱だ。彼からは、来てほしいが全力を尽くす必要があると言われた』と明かした。起用ポジションについては『ポジションはどこでも構わない。攻撃のすべてのポジションでプレーしてきた。監督に言われた場所、チームに一番貢献できる場所でプレーする』と断言。バルサのアイドルやラミン・ヤマルについては『バルサは歴史的なクラブで、素晴らしい選手たちを小さい頃から見てきた。カタルーニャはスペインの他の地域とは違う特別な場所だと聞いており、到着した時からそれを感じている。私のアイドルの中で、メッシは史上最高だが、ロナウジーニョも好きだ。ラミン・ヤマルのことは直接は知らないが、ピッチ上でのプレーがすべてを物語っている。信じられない選手で、ゴールを決め、チャンスを作る。私が後ろから飛び出して彼のプレーを活かすなど、とても良い連携ができると思う。誰もメッシのようにはなれないと言ってもラミンは怒らないと思う。彼自身の道を見つけるべきで、今年バロンドールを獲ることもあり得る』と称賛した。最後に『選手たちと話すためにスペイン語を学ばなければならない。語学は得意なので問題ない。早く最初のトレーニングをして、チームに加わり、ファンと一緒にスタジアムでサッカーがしたい』と意気込んだ。また、古巣ドルトムントに向けても『絶対に忘れることのない4年間。感情、共有した思い出、そしてサポートに対して、チームメイト、クラブ、ファンに感謝する。永遠に黒と黄色』とSNSで別れを告げた。(via Marca)