ガルシア・プラサ監督が激白、アトレティコの「偽9番バエナ」への戦術的混乱とエジュケ・シエラの裏話

アトレティコ戦で1-3の敗戦を経た後、ガルシア・プラサ監督は試合後の会見で、アトレティコの奇襲戦術に翻弄されたことを率直に認めた。体調不良で招集外となったフリアン・アルバレスの不在を受け、アトレティコは「中盤をダイヤモンドにし、両翼を広く張らせ、アレックス・バエナを前線のトップ(偽9番)に据える変則システム」を採用してきたが、これがセビージャの守備を大いに混乱させた。

監督は、

『前半はバエナがライン間で浮いてしまい、我々に大きなダメージを与えた。カストリンやキケに、バエナに対して前に出て潰すように何度も指示を送ったが、両ウイングが幅を取っていたため上手く機能しなかった。給水タイムでようやく修正をかけたが、直後にバエナに見事なミドルシュートを突き刺されてしまった。強い相手はこうした一瞬の綻びを絶対に見逃してくれない』

と語った。

さらに、移籍期限が迫る中でのオソの放出について、監督は財務面での落胆を以下のように明かした。

『オソの売却はクラブにまったくメリットをもたらさない。通常の移籍であれば、サラリー制限に数百万ユーロの空きができる。しかし、今回のオソの取引では、移籍金がプラス収支になり、かつ最も給与が低い選手の一人だったため、リーグの規則上、解放されるサラリー枠がほんのわずか(約200万ユーロ程度)にしかならない。どうしてこのようなおかしなルールになっているのか理解に苦しむが、これではスポーツ面で彼の代役となる選手を獲得するのは極めて難しい。』

選手個別の起用については、途中出場から素晴らしい輝きを放ったチディ・エジュケや、プロ初ゴールを決めたミゲル・シエラについて踏み込んだ言及をした。

『チディ・エジュケはもっとスターターとして起用できる実力がある。私がここに来てから彼は多くの試合に出場している。実は、アトレティコ戦に向けて当初はチディを先発させる戦術を準備していたが、試合前日に状況が変わり、より適応できると判断してジュリオ・ディアスを急遽抜擢した。オソの移籍がもう少し早く決まっていれば、トレーニングで戦術を熟成させることができたはずだ。また、初ゴールを決めたミゲル・シエラについては、昨年彼とプライベートで話した会話を覚えている。当時、大きな選手を抱えていた状況で、ミゲルに「今は非常に難しい時期だが、焦らずに来年に向けて牙を研いでおくように」と伝えた。その彼が今、期待通りに成長し、チームを救う活躍を見せてくれていることは本当に嬉しい』

と語り、チームの未来に対する揺るぎない信頼を強調した。(via SPORT) / (via Estadio Deportivo)