ハビ・ゲラの契約解除金が6000万ユーロに上昇、バルセロナの関心と本人の残留意志
毎年夏になると移籍市場の話題を独占するハビ・ゲラですが、彼とバレンシアCFが結んだ2027年までの契約において、2026年8月1日は重要な意味を持つ日でした。この日を境に、彼の契約解除金はこれまでの4000万ユーロから、50%増となる6000万ユーロに上昇しました。これは昨夏の契約更新時に定められていた条項です。
バレンシアCFは、彼に対するオファーが今後数週間で届くことを想定していますが、過去の市場とは異なり、この重要な選手を引き留める強い意志を持っています。ロン・ガーレイCEOは、ハビ・ゲラのような主要選手へのオファーに対しては、一貫して契約解除金の満額を要求する方針を固めています。
しかし、最大株主であるピーター・リムが関与しているため、過去には解除金以下で主要資産の売却が交渉された前例もあり、放出のシナリオを完全に排除することはできないという懸念も残っています。
ハビ・ゲラに対しては、ナポリ、アーセナル、マンチェスター・ユナイテッド、アトレティコ・マドリードなど多くのトップクラブが関心を示しており、スペイン代表への選出も相まって彼の国際的な市場価値は高まっています。
中でもFCバルセロナは強い関心を寄せており、スポーツディレクターのデコは6月にゲラの代理人と会談し、スポーツ面および契約状況を確認しています。バルセロナからの正式なオファーはまだ届いていませんが、8月にバルサが攻勢に出る可能性は誰にも否定できません。奇しくも、バルセロナとバレンシアはイギリスでのプレシーズン期間中、同じセント・ジョージズ・パークを拠点として共有していました。バルサは7月27日から8月3日まで、バレンシアは今週の土曜日まで第2次合宿を実施していました。
クラブの2026-27シーズンのスポーツプランは、ハビ・ゲラをプロジェクトの柱の一つとして中心に据えており、木曜日にはセカンドユニフォームの公式発表のメインビジュアルに彼が起用されました。
カルロス・コルベラン監督も彼を重要視しており、プレシーズンの初日から、ゲラをピボットと8番の前に位置する10番のポジションで継続的に起用しています。このポジションでゲラは、下がりながらビルドアップに参加したり、相手ゴール前に飛び込んだりと自由に動くことができ、昨シーズン最高のパフォーマンスを見せた役割を担っています。ストーク戦でも主力組の中でスタメン出場を果たしました。
そして何より、ハビ・ゲラ本人にバレンシアを離れる意思がありません。彼は常にメスタージャでのプレーを続ける意向を示しており、ジローナでの合宿中に行われたメディアのインタビューでも、次のように語っています。
『僕はいつも、クラブと歩みを共にすると言ってきた。一人の人間として、自分を愛してくれる場所にいたいんだ。もしクラブが僕を必要としてくれて、残ってほしいと思ってくれるなら、僕はここに残るよ。僕は自分の街で、自分の人々と、自分のクラブで幸せなんだ。』
(via SPORT / ElDesmarque)