サンティアゴ・ベルナベウでは審判の声は聞けない!ラ・リーガの「透明性プロトコル」を拒むテレビ放送制限の対立
今シーズンのラ・リーガ全体において、審判部(CTA)の新たな改革案として、レフェリーが自らの不可解な判定や物議を醸した判定について、試合直前および直後のテレビインタビューで肉声で説明する『審判公開プロトコル』が正式に稼働しました。開幕節ではすでにCordero Vega氏やHernández Maeso氏らが放送を通じて自らの見解を明かし、さらに第10節以降はオペレーターからの直接インタビューが義務化されるなど、大きな透明化が進んでいます。しかし、スペイン国内に存在する42のプロスタジアム(1部・2部)の中で、唯一この素晴らしいプロトコルが「100パーセント機能しない」ブラックホールとなるのが、レアル・マドリードの本拠地サンティアゴ・ベルナベウです。これは、クラブ側がラ・リーガおよびRFEFとの深刻な敵対関係を背景に、スタジアム内への外部メディアや放送オペレーターの接続制限を極めて厳しく取り締まっていることに起因します。マドリード側は、キックオフのわずか数分前までテレビ中継車の回線接続やスタジアム内での事前取材(プレビア)を一切不許可としており、オペレーターが物理的にハーフタイムや前後のインタビューをセットアップするための時間が全く確保できません。審判側は『私たちはどこであれ求められれば喜んで説明を果たすが、ベルナベウの特殊な制限により物理的に不可能な状態にある』と弁明しており、ファンは本拠地での試合に限り、他クラブの試合で見られる判定への直接解説を一切受け取ることができないという、歪んだ不便を強いられ続けることになります。 (via SPORT / Mundo Deportivo)
トニ・クロースが「自らの後継者」として直々に推薦したアンヘロ・シュティラーの獲得失敗劇!5000万ユーロへの高騰と見送り
トニ・クロースが昨夏にスパイクを脱いで以来、白い巨人の中盤のビルドアップにおけるタクトとバランス能力の欠如は非常に深刻な影を落としていますが、その完璧な解決策としてクロース本人が『私の正統な後継者として、これ以上の選手は存在しない』とクラブに直接推薦していたのが、シュトゥットガルトに所属する25歳のドイツ代表MFアンヘロ・シュティラー(Angelo Stiller)でした。シュティラーはクロースを思わせる超高精度のロングフィード、ゲームプランの察知、6番と8番を自在にこなす戦術的万能性を誇り、今年1月の時点では契約解除金がわずか「3650万ユーロ」という極めてリーズナブルな設定となっていました。5月の段階で、当時指揮を執っていたシャビ・アロンソ監督がクラブに対して強力に獲得を訴えたものの、マドリードのフロントは市場での他オペレーションを優先して具体的なアクションを起こしませんでした。その結果、シュトゥットガルト側は契約に組み込まれていた特殊な法的対抗措置を起動。わずか200万ユーロのペナルティ(補償金)を自ら支払うことでこの低価格な解除条項を完全に消滅させ、新たな市場価格を「5000万ユーロ(約50M€)」へと引き上げることに成功しました。現在、アーセナルへのブルーノ・ギマランイスの移籍に伴い中盤の補強を狙うニューカッスルやユベントス、チェルシーらがシュティラーに熱烈なアプローチを続けており、マドリードは偉大なレジェンドからの直接的な遺言とも言える最高の後継者を、自らの 躊躇によって完全に逃す形となりました。 (via SPORT)
ブラジルの怪物エンドリックへのミランからの期限付き移籍打診を完全拒否!モウリーニョ監督が示す手元で育てる断固たる姿勢
今夏の移籍マーケットにおいて、前線にキリアン・エムバペやヤン・ディオマンデ、さらにレヴァンテからカンテラ期待の Carlos Espíらが加入したことで、18歳のブラジル人FWエンドリックの出場機会の激減を懸念したイタリアの名門ACミラン( Gerry Cardinaleオーナーが自ら交渉を率いる形)が、期限付き移籍(ローン)での獲得に向けてマドリードに直接アプローチを行いましたが、クラブ側はこれを即座に、かつ断固たる姿勢で『ノー(拒絶)』と回答しました。エンドリックはリヨンへの修行を経て、今夏ファーストチームの日常に合流したばかり。一部の役員は、来年1月の冬の市場における期限付き移籍であれば、その時の戦況や出場分数に応じて再検討する余地をわずかに残しているものの、モウリーニョ監督は現時点での彼の即時放出を完全に否定。監督は『フェデ・バルベルデやベルナルド・シウバをウイングにスライドさせる戦術は望ましくない。エンドリックの持つ爆発的なスプリント、ペナルティエリア内での高い推進力、および両サイドを高い強度でこなせる万能性は、タイトなスケジュールの長いシーズンを戦い抜く上で、一軍に不可欠な強力な代替案である』と主張し、手元において英才教育を続ける意向を固く示しました。 (via SPORT)