若手有望株の処遇問題

📝 クラブは来季の育成計画において、大きな戦略的決断を迫られている。2003年生まれのケニア人ウインガー、ジョブ・オチエンが新シーズンからU-23枠を外れるため、これまでクラブが若手育成で多用してきた「Bチーム(サンセ)とトップチームを自動的かつ恒常的に行き来する」という手法が規則上不可能になる。

オチエンは昨シーズン、サンセの主要な柱として活躍し、セグンダ・ディビシオンでの育成サイクルをすでに完全に終えたと評価されている。クラブは彼にトップチームの正式な枠を与えるか、あるいはトップリーグで経験を積ませるために他クラブへレンタル移籍させるかの選択を迫られている。最も避けたいのは、U-23枠外となった彼をサンセに残すことであり、これではトップチームに負傷者が出た場合などに緊急昇格させることができなくなる。オチエンはまずトップチームのプレシーズンに参加し、コーチングスタッフがこの夏に最終的な判断を下す。

また、ミケル・ロドリゲスと左サイドバックのホン・バルダも全く同じ状況にある。両選手ともトップチームでプレシーズンを開始し、監督の信頼を勝ち取るチャンスを与えられるが、彼らにとっては2年連続でU-23枠を外れてのスタートとなる。昨季もこの制限により昇格が見送られていた。トップチームへ選手を輩出するというレアル・ソシエダの絶対的な哲学からすれば、彼らを再びサンセに残すことは明らかな異常事態となるが、現状ではその選択肢も完全には排除されていない。(via Mundo Deportivo)