16歳の逸材クリフォード・ナナの獲得劇

2026/27シーズンに向けた下部組織の補強として、2023年までFCバルセロナに所属していた16歳のガーナ人ウイング、クリフォード・ナナ(本名:クリフォード・ナナ・ボアディ・クシ・ギャンフアー)を獲得した。2010年4月生まれの彼は、過去3年間CFダムに所属し、直近のフベニール・ディビシオン・デ・オノールでは15試合で6ゴールを記録。強靭なフィジカルと圧倒的なスピードで相手を置き去りにする突破力が持ち味である。

この移籍は、同じくCFダム出身で左ウイングを主戦場とし、バルセロナのエンブレムを背負った後にマドリードのラ・ファブリカへ加入したビクトル・ムニョスと全く同じ軌跡を辿っており、クラブのスカウティングの優秀さを証明する事例となっている。なお、この獲得の動きは今年2月の段階で情報通のマッテオ・モレットによって既に報じられていた。(via ElDesmarque)

カンテラ選手の大量売却計画と方針への批判

クラブが誇るカンテラ(下部組織)の選手たちは、トップチームの戦力としてではなく、外国人選手を獲得するための純粋な資金源として冷徹に扱われている。クラブは今夏、カンテラ選手の売却によって6000万ユーロの資金調達を計画。すでにビクトル・ムニョスやアレックス・ヒメネスを総額1500万ユーロで売却したほか、アリーバス、ヒラ、チェマ・アンドレス、アントニオ・ブランコらが持つ残り50%の保有権も現金化する方針だ。

トップチームに直接昇格したラウール・アセンシオ(23歳)、ゴンサロ(22歳)、そしてチアゴ・ピタルチ(18歳)らも例外ではなく、すでに市場に売りに出されている。特にゴンサロ・ガルシアは、エンドリッキの復帰やキリアン・ムバッペの存在により出番が絶望的となっており、ベティスが獲得に向けた動きを強めている。また、イタリアのコモ1907でセリエAを席巻しているニコ・パスの買い戻しオプション(今夏なら900万ユーロ、来夏なら1000万ユーロ)も保持しているが、本人がセスク・ファブレガス監督の下でのプレー継続を望んでおり、冷遇されるマドリードへの復帰を拒否する姿勢を見せている。(via SPORT / MARCA)