ヴィニシウスの契約延長問題とアーセナルからの巨額オファー
ヤン・ディオマンデの獲得が迫る一方で、レアル・マドリードはヴィニシウス・ジュニオールの契約延長という大きな課題に直面しています。
ヴィニシウスの現在の契約は2027年6月30日で満了を迎えます。クラブと選手は契約延長に向けて数ヶ月前から話し合いを続けていますが、現時点で進展は見られません。ヴィニシウス側は、キリアン・エンバペと同等となるチーム最高給への昇給を要求しています。
この膠着状態を利用しようと、アーセナルが獲得に向けて動き出しています。イングランドからの情報によると、アーセナルはヴィニシウスをクラブ史上最高給の選手として迎え入れる準備があるとのことです。現在のヴィニシウスの給与は週給約40万ポンド(約47万ユーロ、年俸約2400万ユーロ)ですが、アーセナルはこれを上回る条件を提示する意向です。現在アーセナルで最高給を受け取っているのはブカヨ・サカの週給36万5000ポンドですが、ヴィニシウスへのオファーはこれを完全に凌駕するクラブの給与体系を揺るがす規模になります。
アーセナルのミケル・アルテタ監督とスポーツディレクターのアンドレア・ベルタは、チャンピオンズリーグ制覇という夢を実現するための最後のピースとしてヴィニシウスを高く評価しています。
しかし、ジョゼ・モウリーニョ監督はヴィニシウスの残留を強く支持しており、スター選手の流出を望んでいません。フロレンティーノ・ペレス会長も、交渉のテーブルに着くための絶対条件として、固定額とボーナスを合わせて「1億6000万ユーロ」という法外な移籍金を設定しました。この金額を下回るオファーには耳を貸さない構えです。
ヴィニシウスとディオマンデは同じエージェンシー「ROC Nation」に所属しており、今週マドリードのバルデベバスでクラブ首脳陣と代理人、そしてヴィニシウス本人が同席しての重要な会談が予定されています。ここで契約延長がまとまらなければ、来年1月1日には他クラブと自由に事前交渉が可能となるため、今夏の売却という選択肢も完全に除外されているわけではありません。(via SPORT / ElDesmarque / Mundo Deportivo / Esport3 / MARCA / AS)
優先ターゲット・ロドリ獲得へ向けた具体的な動き
レアル・マドリードは中盤の底を支えるオーガナイザーとして、マンチェスター・シティのロドリ・エルナンデスの獲得を最優先事項として動いています。
トニ・クロースとルカ・モドリッチが去った後、チームは試合をコントロールする司令塔を欠いており、モウリーニョ監督はこの穴を埋めるためにロドリを強く求めています。W杯でスペイン代表を優勝に導き、大会MVPに輝いたことで、彼の年齢や過去の怪我歴に対するクラブ内の懸念は完全に払拭されました。
すでにレアル・マドリードとロドリの代理人の間では、2030年までの長期契約で個人合意に達しているとされています。ロドリ自身もスペインへの復帰を熱望しており、マンチェスター・シティからの契約延長オファーを断っています。
最大の障壁はマンチェスター・シティとのクラブ間交渉です。シティ側はロドリをチームの最重要選手の一人と位置づけており、移籍金として8000万ユーロを要求しています。しかし、レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長は、ロドリの契約が2027年6月までで残り1年となっている状況を考慮し、5000万ユーロから6000万ユーロでの最初のオファーを準備しています。最終的には4500万ユーロにボーナスを加えた形での決着を狙っています。
両クラブ間の関係はブラヒム・ディアスの取引などで良好であり、ロドリがシティのプレシーズンに合流する前に、今週中にも電撃的な決着を目指して交渉が本格化します。なお、PSGもロドリに興味を示していますが、選手の意思はマドリードに向いています。(via Estadio Deportivo / ElDesmarque / SPORT / Mundo Deportivo / AS)