レサマに誕生した“新ニコ・ウィリアムズ”!17歳の超新星クリスティアン・インガがBチームデビュー

アスレティック・ビルバオの下部組織「レサマ」から、また一人規格外の才能が台頭している。2009年にギプスコア県ズマラガで生まれた現在17歳のウイング、クリスティアン・インガ(Christian Imga)である。

インガは2025年にデポルティーボ・アラベスからアスレティックに加入。アトレティコ・マドリードなど国内強豪クラブとの争奪戦を制して獲得した逸材である。まだ成長期にある17歳でありながら身長は190cmを超えており、ピッチ上で際立つ圧倒的なフィジカルとパワフルなスケール感を誇る。利き足は右足だが、逆サイドとなる左ウイングの位置から爆発的なスピードと高いドリブル技術で縦へ突破するか内側へ切り込む変幻自在のプレーを得意としており、そのスタイルからレサマ内部では「新たなニコ・ウィリアムズ」と称されている。

これまでのキャリアでも常に飛び級で実績を重ねてきた。アラベス時代にはカデテ(15〜16歳区分)でありながらフベニールB(17〜18歳区分)でプレー。アスレティック加入後も1年目のフベニールながら最高峰カテゴリーのフベニールA(División de Honor)に抜擢され、24試合で8ゴールを記録して攻撃の主軸を担った。さらにUEFAユースリーグでも6試合で2ゴールをあげたほか、数ヶ月前に行われたU-17欧州選手権ではU-17スペイン代表として4試合中3試合で先発出場を果たしている。

トップチームやリザーブチームの動きに伴い、エライジャ・ギフトがエイバルへ、アインヘル・オラバリエタがエルデンセへそれぞれ移籍したことで、クラブはインガのBチーム(ビルバオ・アスレティック)への昇格を決断した。現在、ビルバオ・アスレティックならびにCチームに該当するバスコニアにおいて、2009年生まれの選手はインガただ一人である。

そして迎えたレアル・アビレス・インダストリアル戦、試合終了残り15分からの途中出場でBチーム公式戦デビューを達成。17歳6ヶ月20日でのデビューは、ビルバオ・アスレティックの歴代デビュー最年少記録で11番目の若さとなった。

ビルバオ・アスレティックを指揮するビットル・リョピス監督は、アラベス下部組織時代から知るインガの成長と今後について次のように語り、温かい目で見守る姿勢を示している。

『彼(クリスティアン・インガ)のことは、私がアラベスにいた幼少期の頃からよく知っています。8歳の頃は非常に軽やかで小柄な少年でしたが、フィジカル面で驚くべき変化を遂げました。今では当時と全く異なりますが、当時持っていた素晴らしい資質の多くを今も保持しています。デビュー戦として決して簡単な試合ではありませんでしたが、彼のポテンシャルの一端を見せることができました。彼はまだ非常に若い選手なので、焦らず忍耐強く見守る必要があります。少しずつ本来のパフォーマンスを発揮していくはずです』(via Estadio Deportivo)