移籍市場の動向 ウナイ・ヌニェスへのオファーとイランクンダ獲得失敗
セルタのスポーツディレクター、マルコ・ガルセスが推し進める移籍市場の動きにおいて、いくつか重要な進展がありました。
まず、クラウディオ・ヒラルデス監督の構想から外れているウナイ・ヌニェスとカルレス・ペレスについてです。両選手は昨シーズンのレンタル移籍から復帰したものの、プレシーズンの招集メンバーから完全に外れており、新天地を探すことが急務となっています。そのような状況の中、ラージョ・バジェカーノがウナイ・ヌニェスの獲得に向けて具体的なオファーを提示しました。ラージョはアブドゥル・ムミンの退団に伴いディフェンスラインの補強を急いでおり、ベニャト・サン・ホセ監督の強い希望でヌニェスに白羽の矢を立てました。セルタにとって最大のネックとなっているヌニェスの高額な給与について、ラージョはその大部分を負担する形でのレンタル移籍を打診しています。ヌニェスは昨季後半戦でバレンシアにレンタルされ、13試合に出場してチームの残留争いから欧州カップ戦出場権争いへの飛躍に貢献した実績があります。
一方で、セルタが獲得を熱望していたオーストラリアの若き才能、ネストリー・イランクンダ(20歳)の交渉は絶望的な状況を迎えました。イランクンダはオーストラリア代表として先のワールドカップでも強烈なインパクトを残したウインガーです。15歳でアデレード・ユナイテッドのトップチームでデビューを飾り、その後バイエルン・ミュンヘンのリザーブチーム、スイスのグラスホッパーを経て、現在はイングランドのワトフォード(チャンピオンシップ)でプレーし、42試合で4ゴール5アシストを記録しています。
セルタのマルコ・ガルセスSDは、ウルブスのウーゴ・ブエノやフェル・ロペスらと共にイランクンダをメインターゲットに据え、約1000万ユーロのオファーを準備していました。しかし、ここにきてスポルティングCPが莫大な資金を投じて争奪戦に介入。個人およびチームの成績に応じたボーナスを含め、最大2200万ユーロというセルタの財政力を遥かに超える破格のオファーをワトフォードに提示しました。スポルティングCPは他のクラブの介入を防ぐために電光石火で交渉を進め、選手側とも2031年までの長期契約ですでに合意に達しているため、セルタのイランクンダ獲得は事実上消滅しました。
また、セビージャに所属しているウインガーのアルフォン・ゴンサレスについて、セルタが復帰(獲得)を検討しているという情報も浮上しています。アルフォンは現在プレシーズンを全休するほどの怪我を抱えており、セビージャでの将来が不透明になっているため、セルタがその動向を注視しています。
(via ElDesmarque / Estadio Deportivo)