デ・ヨングの重傷でバルサがオランダ代表医療陣に激怒、FIFAから補償金も
フレンキー・デ・ヨングの負傷が、右膝の内側側副靭帯断裂という重傷であることがクラブの検査で判明し、バルセロナはオランダ代表の医療スタッフに対して強い怒りを感じている。W杯期間中、デ・ヨングは膝に強い痛みを抱えながらも、代表の医師から「軽傷であり、プレーを続けても悪化するリスクはない」と診断され、痛み止めの注射を打ちながらプレーを続行していた。しかし休暇中にバルセロナで再検査を受けた結果、靭帯の断裂という深刻な状態であることが明らかになった。クラブは、この誤った診断が怪我を悪化させ、シーズン序盤の戦力構想を大きく狂わせたと考えている。
現在、治療方針として手術を回避する保存療法が選択されているが、経過次第では手術の可能性も残されている。デ・ヨング自身は声明を発表し、『一部の人々が誤った情報に基づいて、私のクラブに対する姿勢やコミットメントを疑問視しているのを見るのは辛い。W杯中に膝を負傷したが、医師からは軽傷だと言われていた。休暇中にバルセロナで再検査を受け、当初の診断よりも深刻であることが分かった』と説明した。
一方で、この負傷によりバルセロナはFIFAの「クラブ保護プログラム」に基づき補償金を受け取ることができる。代表活動中の負傷で28日以上離脱した場合、1日あたり最大20,548ユーロ、年間最大750万ユーロが支払われる。さらに、もしデ・ヨングが手術を受けて長期離脱(約4ヶ月)となった場合、クラブは彼の高額な給与(年間総額約1800万ユーロ)の枠を利用して、ファイナンシャル・フェアプレーの制限内で新たな選手を登録できる可能性も浮上している。ただし、手術の判断は選手自身の同意が必要不可欠である。(via Estadio Deportivo)
テア・シュテーゲンのアヤックスへのレンタル移籍が間近に
マルク=アンドレ・テア・シュテーゲンのアヤックスへの1シーズンのレンタル移籍が、いよいよ大詰めを迎えている。フリック監督の構想外となり、ジョアン・ガルシアに正GKの座を奪われていたドイツ人GKは、アヤックスからのオファーをすでに受け入れていたが、バルサとの間で税務上の問題があり交渉が停滞していた。しかし、バルサ側が新たな提案を提示し、テア・シュテーゲンが弁護士と相談した上でこれに同意したため、状況は一気に進展した。
月曜日にもアムステルダムへ飛び、メディカルチェックを受けてミチェル監督の指揮下に入る予定となっている。そのため、月曜日から始まるイングランドのセント・ジョージズ・パークでのバルサのトレーニングキャンプには参加しない見込みだ。アヤックスは彼の給与の約10%強を負担し、残りの80%以上をバルサが引き続き支払う条件で合意している。テア・シュテーゲンは2028年6月30日までバルサとの契約を残しており、過去の給与遅配分が含まれているため高額な年俸となっている。アヤックスは木曜日に行われたカンファレンスリーグ予選3回戦のセルビアのヴォイヴォディナ戦で1-4と勝利しており、次のラウンドの選手登録に彼を間に合わせるためにも早期の決着を望んでいる。(via SPORT)