スポルティング・デ・ヒホン
1部昇格の目標を逃したスポルティング・デ・ヒホンは、すでに来季のセグンダ・ディビシオンに向けた大改革を猛スピードで進めている。
最大のトピックは監督交代だ。来季もチームを率いると見られていたボルハ・ヒメネス監督が突如として辞任を発表。ホセ・リエストラ執行委員長は即座に動き、後任としてニコラス・ラルカモン新監督の招聘を決定した。アメリカ大陸での経験が豊富なアルゼンチン人のラルカモンは、3バックやウイングバックを活用し、ハイプレスから攻撃的なスタイルを好むことで知られており、チームの戦術は大きく転換する見込みだ。
補強面では、レアル・ソシエダBから1.97mの長身を誇る24歳のGKエゴイツ・アラナを完全移籍で獲得した。クラブに14年在籍したクリスティアン・ジョエル・サンチェスが退団するため、アラナはルーベン・ジャニェスと正守護神の座を争うことになる。アラナは加入に際し『エンブレムを見るだけで誇りを感じる。ヤニェスのようなキャプテンと競争できるのは大きな挑戦だ』と語り、チームの唯一の目標である昇格への意欲を示した。さらに、ホルヘ・サエンスの獲得も間近に迫っているほか、アンドレス・クエンカ、ジャスティン・スミス、アンドレス・フェラーリのレンタル期間延長交渉も行われている。また、オスカル・トレホとの交渉も進行中である。
一方で、人員整理も断行される。ルーカス・ペラン、アマドゥ、ヘスス・ベルナル、パブロ・ガルシア、ダニ・ケイポ、ヤン・ケンボの6選手は、来季の契約を残しているものの構想外となり、新天地を探すことになった。特にペランとベルナルは市場価値が高く、移籍先候補からの関心を集めている。
これに対し、セサル・ヘラベルト、フアン・オテロ、ジョナタン・ドゥバシン、ギジェ・ロサスの4選手は新プロジェクトの「絶対に不可欠な軸」と位置付けられており、契約解除金の満額支払い以外での放出は一切認めない方針をクラブは固めている。
今後の補強ポイントとして、クラブは左サイドバック、センターバック、ピボーテ、ウイング、ストライカーの獲得を目指している。左SBの候補としては、レバンテのディエゴ・パンピンやアルメリアのアレックス・センテジェスをリストアップ。ウイングには、ジローナからのローンでFCアンドラでプレーした突破力のあるジャスティン・ガルシアにも熱視線を送っている。クラブは近く資本増強を行う計画も立てており、来季を戦い抜くための「10〜12人」の補強資金を確保し、本気で1部昇格を狙う体制を整えている。
(via SPORT)