同点弾のGuridiと妻に捧げる劇的決勝弾のPeque
二度のプレッシャーのかかるペナルティキックの場面において、新加入選手たちが類まれなスター性と冷静さを示しました。
まず1-1の同点ゴールを記録したのは、新戦力のジョン・グリディです。プレシーズンから高い評価を得ていた彼は、試合前のセットプレー確認においてPKキッカーの第一候補に指名されていました。55分、ミゲル・シエラの粘りから得たPKのチャンスで、グリディは『自分が強い責任感と自信を持って蹴る』と自らボールを掴み、GKの逆を突いてゴール左隅へ流し込みました。デビュー戦で貴重な同点弾を決めた彼は、ベンチへ下がる際に満員のスタンドから盛大なスタンディングオベーションを受けました。
試合後、彼は、
『このクラブは開幕戦での勝利から5年も見放されていた。だから、絶対にこの試合で勝ち点3を取ることがどれほど重要か全員が分かっていた。3分に先制されるという冷や水を浴びせられたが、チームは強い個性とプライドを持って素晴らしいリアクションを見せた。ただ、私は常に地に足をつけて生きる人間だ。今日の結果に浮かれることなく、すぐにAthletic Clubとのタフな次戦へ頭を切り替えなければならない』と冷静に語りました。
And、97分に試合を決定づける2-1の勝ち越しPKを沈めたのが、同じく新加入のペケ・フェルナンデスです。後半途中から投入され、攻撃にダイナミズムを与えていた彼は、アディショナルタイムにウレが倒されて得たPKの場面でキッカーを志願。砂を噛むような緊張感のなかで、右足で鋭いシュートをゴール右上の完璧なコースへと突き刺しました。
ペケは得点後、ユニフォームの中にボールを入れるパフォーマンスを披露。
『最高に嬉しい。実は妻が妊娠しており、これから生まれてくる最愛の子供のためにこの記念すべきゴールを捧げた。96分での劇的な remontada(逆転)は本当に特別だ。チームは魂を削って戦ったが、これから改善すべき課題もたくさんある。たとえ5-0で大勝したとしても、常に上を目指して成長し続けるハングリーな精神が必要だ』と喜びと今後の決意を力強く語りました。(via SPORT)
スコットランドの俊英Robbie Ureの鮮烈デビューと現地で太鼓判を押すDiego Garcíaの証言
今夏、スウェーデン1部のシリウスから約600万ユーロの移籍金で獲得した22歳のスコットランド人フォワード、ロビー・ウレが、合流からわずか1日の全体練習しか消化していないにもかかわらず、後半開始と同時に投入され、鮮烈な公式戦デビューを飾りました。
ウレの獲得を巡っては、その高い得点力に期待が集まる一方で、スペインフットボールへの適応能力に疑問を投げかける声もありました。しかし、今夏にスウェーデンの名門マルメへ移籍したスペイン人フォワードのディエゴ・ガルシアは、現地メディアのインタビューで次のように熱弁し、ウレの実力を全面的に擁護しています。
『スウェーデンのリーグは、攻撃の人数が非常に多く、攻守の切り替えのインテンシティが極めて高いため、イングランドのプレミアリーグに非常に近い。ここでシーズン15点から20点を決めるのは本物のクオリティがある証拠だ。ディフェンスが弱いからゴールを量産できたという意見は的外れだ。彼はスペインのラ・リーガという最高峰の舞台でも十分にその得点感覚を発揮できると確信している』
ウレはピッチ上でその強靭なフィジカルを活かし、前線での基準点として体を張り、ボールをキープして見事な推進力をもたらしました。そして92分、マヌ・ブエノからのパスを受けると、ペナルティエリア内で鋭い切り返しを見せ、たまらず飛び込んできたルジューヌのファウルを誘発して劇的な決勝PKを獲得しました。
ガルシア・プラザ監督は、
『ロビーは私たちが求めた役割を完璧にこなしてくれた。EjukeやVargasがボールを持った際の動き出しにはまだ少し戸惑いが見られるが、加入直後でこれだけのパフォーマンスを見せてくれたことに非常に満足している。彼にはまだまだ大きな伸びしろがある』と絶賛。ウレ本人も試合後、自身のSNSに『素晴らしい大声援と温かい歓迎をありがとう』と、感動のメッセージを投稿しました。(via Estadio Deportivo)