レジェンドのバルダーノが移籍問題に揺れるフリアン・アルバレスに厳しい忠告!「このまま残留すればチームとスタジアムを毒する」
アトレティコ・マドリードからの退団・移籍騒動で物議を醸しているアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスに対し、元レアル・マドリード監督であり、1986年W杯でアルゼンチンを世界一に導いたレジェンド、ジョルジュ・バルダーノが、テレビ局「Movistar」の番組内で極めて厳しい忠告と予測を口にしました。
バルダーノは、今回の移籍問題の結末がどうあれ、アトレティコにとって極めて深刻な問題が残ると警告しました。
『アトレティコはこの件で非常に厄介な問題を抱えてしまった。特に、もしフリアンがこのままチームに残留する道を選んだ場合、彼は決して本意ではないだろうが、結果としてロッカールームの雰囲気、そしてメトロポリターノのスタンドの空気の双方を毒してしまうことになる。これは選手にとってもクラブにとっても、極めて居心地の悪い最悪のシナリオだ』
バルダーノは、フリアンのプロフェッショナリズムや人間性には一点の曇りもないと認めつつも、今後の関係修復には多大な困難が伴うと強調しました。
『彼のプロ意識や、毎試合全力でピッチを駆け抜ける高潔さ、 wounded(傷ついた)彼のクオリティを疑う者は誰もいない。しかし、一度冷え切ってしまったファンやチームメイトとの信頼関係を再び取り戻すためには、途方もない数のゴールと、多くの真摯な言葉が必要になるだろう。フリアンと彼の周辺は、今回の移籍交渉の過程で重大なミスを犯した。おそらく周囲からの悪質なアドバイスを真に受けてしまったのだろうが、一度犯した間違いから元の場所に戻ることは、決して容易なことではない』
また、バルセロナへの移籍の噂については、『フリアン・アルバレスにとって、バルセロナはすでに完全に閉ざされた禁断の領域となってしまった』と指摘。アトレティコ側がフリアンに対して1億5000万ユーロを超える超高額な移籍金を要求していることについては、以下のように擁護しました。
『現在のフットボール市場には、才能よりも明らかに金が溢れかえっている。ごく平凡な選手でさえ天文学的な金額が動く時代だ。そう考えれば、アトレティコが世界クラスのフリアンにその価格をつけるのは至極当然の権利であり、正当な要求だ』
バルダーノは、アトレティコの今季のスカッド自体はCLを勝ち抜く十分な競争力を持っていると評価しつつも、このアルゼンチン人FWの去就がもたらす影に強い懸念を示しました。(via Mundo Deportivo)