悲劇の破壊、バルセロナに描かれたフェラン・トーレスの壁画が落書きされる

スペインのW杯優勝を祝してバルセロナのグラシア地区に描かれたフェラン・トーレスの壁画が、完成からわずか数時間で何者かによって破壊された。世界的なストリートアーティストであるTvBoyが、スペイン代表のユニフォームを着たトーレスがトロフィーにキスをする姿を描き上げたものだった。しかし、独立志向の強いグラシア地区という場所柄もあり、一夜明けると壁画の上には白いペンキが塗られ、スペインを批判しカタルーニャ代表の承認を求めるスローガンが上書きされていた(その後、清掃局によってペンキは除去された)。TvBoyはスポーツ紙の取材に対し、『誰も彼を信じていなかったが、自分自身を信じるべきだという彼のレジリエンス(回復力)へのオマージュだった』と制作の意図を語った。作品が汚されたことについては『ストリートアートは非常に儚いものだ。彼らは私を怖がらせることはできない。私は描き続ける』と毅然とした態度を示し、トーレスの地元であるバレンシアのフォイオスで新たな壁画を描く可能性についても言及している。

(via SPORT / Esport3)

ペドリの親孝行、実家のバルが53年の歴史に幕を下ろし両親が引退

FCバルセロナとスペイン代表で華麗なプレーを見せるペドリの活躍の裏には、両親の長年にわたる過酷な労働と、家族を思いやる温かい親孝行の物語があった。ペドリの実家は、テネリフェ島のテグエステで「タスカ・フェルナンド」というバルを53年間にわたり経営していた。ペドリは雑誌のインタビューで幼少期を振り返り、『両親のバルでグラスや皿を洗っていて、とても大変だった。両親を助けて、これ以上彼らが働き続けなくていいようにしたい』と、幼い頃からの切実な願いを明かしていた。彼がバルサで世界的スターへと成長し、経済的な成功を収めたことで、ついにその夢が現実のものとなった。50年以上地元の人々に愛され、ペドリ自身も椅子の間を縫ってボールを蹴っていた思い出の詰まったバルは、先日ついにシャッターを下ろし、両親は穏やかな引退生活に入ることになった。華やかな舞台に立っても決して初心を忘れないペドリの姿は、多くのファンの心を打っている。

(via SPORT)

5歳から鉱山で働いたバルサの19歳若手ガリバの壮絶な過去

現在FCバルセロナのトップチームのプレシーズン練習に参加しているガーナ出身の19歳センターバック、ハフィズ・ガリバの壮絶な生い立ちが明らかになった。金やダイヤモンドの輸出で知られるガーナで生まれた彼は、家計を助けるためにわずか5歳の時から鉱山で過酷な労働を強いられており、現在も彼の足にはその時の生々しい傷跡が残っているという。サッカーの才能を見出された彼は、アフリカにいる頃からバルセロナでプレーすることを夢見ていた。『ガーナにいた頃、コーチにいつかプロになれると励まされた。寝て起きたらバルセロナが私を欲しがっているというニュースを見て、人違いだと思って怖くなった』と、オファーが来た当時の信じられない気持ちを回想している。スペイン語はまだ勉強中だが、圧倒的なスピードと身体能力を武器にフリック監督の前でアピールを続けており、過酷な環境から這い上がってきた若者のシンデレラストーリーに注目が集まっている。

(via Mundo Deportivo)

ラミン・ヤマルの祖母、W杯優勝の孫へモロッコ伝統料理のプレゼントを約束

W杯で大活躍を見せたラミン・ヤマルの祖母ファティマさんが、テレビ番組のインタビューで孫の快挙に対する喜びを爆発させた。マタロのロカフォンダ地区で取材に応じた彼女は、『私たちはとても幸せです。これはみんなのものです』とスペイン全土のファンに感謝を伝えた。決勝戦の様子については『すごく緊張していたけれど、フェラン・トーレスがゴールを決めた時、「よし、これで決まりだ」と言いました』と安堵の瞬間を振り返った。大会の熱狂の中でまだヤマル本人とは直接話せていないというファティマさんだが、休暇で帰省してくる愛する孫に向けて特別なご褒美を用意しているという。『孫が帰ってきたら、彼の好きなものを何でも作ってあげる。ルフィサ(鶏肉とレンズ豆などをスパイスで煮込んだモロッコの伝統的でボリューム満点な料理)を作ってあげるわ』と、愛情たっぷりの約束をカメラの前で宣言した。

(via SPORT)