レアル・スポルティング / CDエルデンセ
レアル・スポルティングがホームのエル・モリノンでCDエルデンセに0-1で敗れ、ホーム2連敗を喫したことでスタジアムは激しいブーイングと深い失望に包まれた。試合は76分、エルデンセのハビ・マルティネスがスポルティングの中央守備陣に生じた巨大なスペースを突いて侵入し、ホルヘ・ラストロホのアシストから右足で決勝ゴールを奪った。リオネル・メッシによるクラブ買収報道で揺れるエルデンセにとっては嬉しい今季初勝利となった一方、スポルティングは今季ホーム4試合でわずか勝ち点4にとどまる深刻な事態に陥っている。
試合後、コロンビア人FWフアン・オテロは『ファーストチームのロッカーは傷ついている。ホームではファンと共に絶対に勝たなければならない。自己批判をしてより力強く取り組む必要がある』と語り、自身のプレーについても『もっと走り続けたいが、無駄走りではなく、GKの前やセンターバックと直接勝負できる位置で走りたい』と攻撃の形が作れないチーム状況に苦言を呈した。また、DFアンドレス・クエンカも『後半に入ってチームが持ち直したところで失点してしまった。絶対に落としてはならない試合だった』と悔しさを滲ませた。
スポルティングの最大の課題は前線の深刻な得点力不足である。今節先発復帰を果たしたアレホ・サルコや、昨季17ゴールを挙げたデュバシンの穴埋めとして獲得されたアントニオ・カサスも無得点に終わり、チーム全体で5試合でわずか2ゴールという惨状が続いている。なお、この試合ではオラツ・リベラ・オルメド(Olatz Rivera Olmedo)が主審を務め、エル・モリノンの118年の歴史の中で初めて公式戦を裁いた女性主審として歴史に名を刻んだ。また、バックスタンドには『セウタは売らない、守る』という政治的・社会的な横断幕が掲げられるなど、異様な雰囲気に包まれた一戦となった。(via SPORT) / (via Mundo Deportivo)
レアル・オビエド
レアル・オビエドが敵地エスタディオ・ホセ・ソリージャでレアル・バジャドリードに3-0で大勝し、開幕から続いていた攻撃の重苦しい閉塞感を一気に吹き飛ばした。フリアン・カレロ監督はこれまで「守備は昇格レベルだが、攻撃は降格レベル(4試合で1得点1失点)」と語っていたが、その言葉通り堅守を維持しながら一挙3ゴールを爆発させた。
この試合では帯同した本職FWがわずか2名(うち1名は出場せず)という厳しい選手事情だったが、意外なヒーローとなったのがセンターバックのダニ・カルボである。オビエド在籍6シーズン目を迎えたマルティナ・カルボは、過去に挙げた7ゴールが全てヘディングによるものだったが、この試合では後半にペナルティエリア外から強烈な右足ミドルシュートをゴール右隅へ叩き込み、キャリア初となる「足でのゴール」を含む2得点の大活躍を見せた。
チーム全体としても、5試合でわずか1失点というリーグ最強レベルの堅守を維持しながら、アウェイ2連勝を達成。さらに下部組織(ベトゥスタ)出身のエンソ・ペレス(Enzo Pérez)やディエギート(Dieguito)といった若手が試合終盤に出場して勝利に貢献した。地元の秋祭り「サン・マテオ」の期間中、オビエドは過去10年間の25試合で11敗9分けと極めて相性が悪かったが、その不吉なジンクスを打ち破る価値ある勝ち点3となった。(via SPORT)