カルロス・エスピ獲得の舞台裏とゴンサロ・ガルシアとのビッグデータ比較
レバンテから2500万ユーロで獲得した21歳のストライカー、カルロス・エスピの移籍の裏には、わずか6日間の電撃的なドラマがありました。マドリーは先週土曜日に仲介者を介さず直接レバンテに接触し、モウリーニョ監督が直々に獲得のゴーサインを出しました。レバンテは他のオファーをすべて断り、マドリーへの移籍を推進。火曜日にはクラブ間合意に達しましたが、マドリー側はゴンサロ・ガルシアのフラムへの売却が完了するまでエスピの契約を保留しました。ハル・シティ、ブライトン、クリスタル・パレスなどが土壇場でハイジャックを試みましたが、すべて失敗に終わりました。エスピの父、フアンホ・エスピ氏は『マドリーが現れてからは他のクラブのことは考えられなかった。親族にも秘密にしなければならず、ストレスの多い1週間だった』と明かしています。
データ分析プラットフォーム『Driblab』のビッグデータを用いて、フラムへ去ったゴンサロ・ガルシアと新加入のカルロス・エスピを90分あたりのスタッツで比較すると、明確なプレースタイルの違いが浮かび上がります。
・ゴンサロ・ガルシアはより連携に優れたタイプで、ボールロストの少なさ(0.34回 対 1.72回)、ドリブル成功数(0.43回 対 0.34回)、パス成功率(84.2% 対 67.1%)、期待アシスト(0.08 対 0.02)、キーパス(0.52 対 0.23)、ゴール関与(0.66 対 0.52)、シュートあたりのゴール数(0.19 対 0.13)でエスピを上回っています。
・一方、カルロス・エスピは生粋のフィニッシャーであり、期待ゴール(0.35 対 0.31)、シュート数(2.69本 対 1.46本)、敵陣エリア内でのボールタッチ数(4.81回 対 3.27回)、空中戦の効率(2.47 対 1.99)でゴンサロを凌駕しています。また、個人のプレッシングでもエスピが優れています。エスピはゴンサロより1歳4ヶ月若く、プレースタイルの違いが移籍金(エスピ2500万ユーロ、ゴンサロ4000万ユーロ)の差に表れているとも言えます。 (via SPORT, ElDesmarque)