クラブ買収問題:セルヒオ・ラモスの買収オファーが破談、その裏側にある条件変更
数か月にわたって進行していた、セルヒオ・ラモス率いる投資家グループによるセビージャの買収交渉が決裂しました。当初の提案は、株式の過半数取得と資本注入を合わせて約4億5000万ユーロというものでしたが、大株主側(カストロ、ギハロ、カリオン、アレス、デル・ニド・ベナベンテの両家)は、最終段階で支払い構造などの条件が大幅に変更されたとして交渉を打ち切りました。
大株主側の主張によれば、ラモス側は総投資額を2億2200万から2億6200万ユーロに減額し、クラブの評価額も当初より35%低い2億8500万ユーロに引き下げたとのことです。さらに大株主の保有割合は当初の85%から49.3%まで希釈化される条件でした。ラモスは『ラ・リーガや財務アドバイザーの推奨によるものだ。私たちは盗もうとしているのではなく、セビージャを立て直す手助けをしたいだけだ』と弁明しましたが、ラ・リーガ側はラモスへの推奨の事実を否定しています。大株主側は当初の合意に戻らない限り再交渉には応じない姿勢で、50万ユーロの違約金と損害賠償を請求する通達を送るなど、両者の不信感は決定的となっています。(via Estadio Deportivo / SPORT)