【IFAB新ルールの適用劇

試合が始まって間もない前半5分、ピッチ上で新しいサッカーのルールが適用される極めて珍しい場面が発生しました。

デポルティボのフォワードであるビル・ンソンゴが、空中戦の競り合いでビジャレアルのDFレナト・ヴェイガと交錯。着地の際に足首を強く踏まれる形となり、ンソンゴはピッチに倒れ込んで激しい苦痛を訴えました。

治療のために一時的に試合が中断されましたが、この際、主審のヘスス・ヒル・マンサーノは、IFAB(国際サッカー評議会)が近年導入したルール5の改定プロトコルを厳格に適用しました。このプロトコルは、医療スタッフの直接的な立ち入りがなかった場合であっても、怪我やその疑いによって試合のテンポが中断された場合、当該選手は一度ピッチ外に出され、再開から1分間が経過するまで復帰を認められないというものです。

ンソンゴはピッチ外に退避させられ、1分間の待機を命じられました。このルールは、不要な時間遅延を防ぎ、ピッチ外で医療スタッフが選手を慎重に観察してプレー継続が可能か判断する時間を確保することを目的に定められたもので、近代サッカーのスピード感維持に向けた象徴的なシーンとなりました。(via SPORT)