ラキティッチのヨット上からの「背番号10」投稿が呼ぶサポーター間の大きな波紋

チーム内に残されていた「Monchi色(モンチ時代の高給選手たち)」を一掃する大改革が完遂されようとしている中、かつてクラブの絶対的なキャプテンであり、ヨーロッパリーグ制覇などの歴史を築いたレジェンド、イヴァン・ラキティッチ(現在はクロアチアのハイドゥク・スプリトに所属し、役員会アドバイザーなどを兼任)が、自身のSNSアカウントにアップロードした1枚の画像が、サポーターの間で非常に大きな論争を巻き起こしています。

ラキティッチはバカンス期間中、9人の親しい友人とヨットの上でポーズを取るプライベート画像を投稿しました。その中で、ラキティッチ自身はハイドゥク・スプリトの白いユニフォーム(セビージャの赤白に酷似)を着用しているのに対し、彼を囲む9名の友人全員が、昨シーズンのセビージャの「背番号10(ラキティッチの背番号)」のユニフォームを着用し、それぞれの背中には各友人の名前が刻まれていました。

この「Grupa Sevilla」と名付けられた投稿は、現在セビージャのサポーターの間で、新シーズンに背番号10を背負うことになった新加入FWペケ(Peque)への厳しい評価と相まって、大きな意味を持って受け止められています。ペケはこれまでの親善試合でのパフォーマンスがファンの高い期待を大きく下回っており、伝統ある10番のユニフォームを安易に彼に与えたクラブの決定に対し、不満の声が上がっていました。

ラキティッチ自身にクラブの現状を批判する悪意は全くないとされているものの、多くのファンは、このタイミングでのレジェンドの投稿を、セビージャの背番号10というユニフォームが持つ歴史的な重み、誇り高い重み(enjundia)をもう一度ロッカールームに思い出させるための、極めてタイムリーで熱いメッセージであると解釈しています。 (via ElDesmarque)

功労者たちの新天地:ガトニ、ジョルダン、アレキシス・サンチェスの現状と契約の全容

ナバロSDによる怒涛の「不要資産一掃」により、今週に入ってさらに複数の選手の新天地への旅立ちが正式に決定しました。

まず、アルゼンチン人DFフェデ・ガトニ(Fede Gattoni、契約残り1年)ですが、イタリア・セリエBに所属するアスコリ(Ascoli)への完全移籍がクラブ間で合意、正式に発表されました。ガトニはセビージャとの現行契約に定められていた残りの給与の半分近くをクラブのために自ら放棄(perdonando)することに合意。これにより、クラブのサラリー上限(リミット)を大きく空けることに成功しました。アスコリとは1シーズンの契約(特定の目標を達成した場合の1年追加オプション付き)を結び、背番号は32に決定。かつてモンチ氏が140万ユーロを投じてサン・ロレンソから獲得したガトニですが、セビージャでは僅か5試合(18分間)しかピッチに立つことができず、メンディリバル監督下のバレンシア戦でのデビュー直後の決定的なミスなど、クラブの補強の歴史における最も失敗した取引(fallidos)の一つとしてそのキャリアを閉じることになりました。

また、月曜日には中盤のジョアン・ジョルダン(Joan Jordan)が、ポルトガル1部のCFエストレラ・アマドーラ(CF Estrela Amadora)へ完全移籍することを公式に発表。ジョルダンは別れのメッセージにおいて、『常に頭を高く上げ(cabeza alta)、何一つ後ろめたいことのないクリアな良心(conciencia tranquila)を持って、この大好きなセビージャを去る』と、ファンへ強いリスペクトを語り遺してチームを去りました。

さらに、昨シーズン限りで契約が満了し、セビージャからの経済的な減額提示での契約更新オファーを断ってフリーエージェントとなっていた37歳のチリ代表伝説的FWアレキシス・サンチェス(Alexis Sanchez)は、アメリカ・MLSのCFモントリオール(カナダ)へ完全移籍。1年間の契約(さらに27/28シーズンまでの1年延長オプション付き)にサインし、北米のピッチで現役を続行することを公式に発表しました。サンチェスは加入に際し、自身の熱い想いを以下のように語っています。

『CFモントリオールの一員として、この新たな素晴らしい挑戦に挑むことができて本当に幸せです。クラブが私に示してくれた絶大な信頼に対して心から感謝したい。私のこれまでのフットボール人生で得てきたすべての経験をチームに捧げ、サポーターとともに素晴らしい瞬間を作りたい。この街とクラブのために、ピッチの上で自分のすべてを投げ打つ覚悟です』 (via ElDesmarque)