シャビ・エスパルトのスペインU-21代表飛び級昇格と過密日程

ラ・マシアから飛び出した新星サイドバック、シャビ・エスパルトの活躍はスペインサッカー連盟(RFEF)の首脳陣にも強烈なインパクトを与えています。先日のU-19欧州選手権で中盤の要として優勝に貢献したエスパルトですが、その次のステップとして、早くもダビド・ゴルド監督率いるU-21スペイン代表への飛び級昇格が確実視されています。

エスパルトとマーク・ベルナルは、2027年6月12日から7月5日までアルバニアとセルビアで開催されるU-21欧州選手権、そしてその上位3チームに与えられる2028年ロサンゼルス五輪の出場権獲得に向けた中核として位置づけられています。スペインはパリ五輪での金メダル獲得メンバー(クバルシやフェルミンら)を擁した黄金世代の再現を狙っています。現在予選グループ首位(7勝21ポイント、26得点2失点)を走るU-21代表は、9月後半からフィンランド戦(9月25日アウェイ)、サンマリノ戦(9月30日アウェイ)、ルーマニア戦(10月6日、イビサのスタジアム・カン・ミセス)という過密なアウェイ連戦を控えており、エスパルトはここで極めて重要なタスクを担うことになります。

クラブにおいても、エスパルトはフリック監督の下でその多才さを遺憾なく発揮しています。開幕3試合すべてにスタメン出場し、180分間の公式戦をフルで戦い抜いています。フリック監督は、エスパルトを左サイドバックとして先発させながら、後半にジョアン・カンセロが投入されると彼をそのままインサイドハーフにスライドさせるという極めて高度な戦術シフトを実行。エスパルトはこの監督の要求を完璧な戦術理解力でこなしており、代表監督ルイス・デ・ラ・フエンテも近い将来のA代表昇格に向けて彼の動向を鋭く注視しています。 (via SPORT)