「解任されてもマラガの監督などやらない」モウリーニョ監督と対戦相手の間に横たわる15年来の強烈な因縁

この日曜日に行われるマラガ戦は、モウリーニョ監督にとって非常に「辛口」な過去の因縁を呼び起こす一戦でもあります。

最も有名なのは、15年前の2011年3月に遡るマヌエル・ペレグリーニ監督(当時マラガ指揮官、前マドリー監督)との激しい舌戦です。当時、モウリーニョ監督は前任者の実績と比較されることに不満を抱き、『もし自分がレアル・マドリードを解任されたとしても、マラガを指揮するようなことは絶対にない。イングランドやイタリアのビッグクラブに行くだけだ』と言い放ち、物議を醸しました。

これに対し、常に紳士的な態度を貫くペレグリーニ監督は『同業者の意見にコメントするつもりはない』と大人の対応を見せましたが、ピッチ上ではマドリーが7対0という大差でマラガを粉砕(ゴンサロ・イグアインが4ゴール、カリム・ベンゼマが2ゴール、アンヘル・ディ・マリアが1ゴール)。

しかし、舌戦はこれだけにとどまりませんでした。後になってこの「マラガに行かない」発言について再度尋ねられたモウリーニョ監督は、『自分にはどこで働きたいかを自由に決める権利がある。マラガというクラブや街に何か恨みがあるわけではなく、単純に自分自身の好みの問題だ。世の中にある多くのクラブと同じように、私がマラガの監督になることは今後も絶対にない』と、さらに火に油を注ぐような持論を展開しました。

さらにモウリーニョ監督とマラガの因縁といえば、2012-2013シーズンにイケル・カシージャスをベンチに追いやり、代わりにアントニオ・アダンを先発起用した件が有名です。この決定は、スタジアムで中継していたテレビカメラが、当時のフローレンティーノ・ペレス会長が驚愕する表情を捉えたことで今も語り継がれています。この試合は2対3で敗れ、当時の指揮官は『これは純粋に技術的な判断に過ぎない』と言い張ったものの、その後の展開は単なる技術的な決断ではなかったことを証明しています。

また、別のシーズンには、当時マラガの監督だったジェズアルド・フェレイラ氏がポルトガルのメディアでモウリーニョ監督をロバ(愚か者)と呼んだため、現地紙マルカが一時的に取材拒否を受けるといったピッチ外の泥沼劇もありました。今回の対決は、これらの強烈な歴史が交錯する中で行われます。

(via MARCA)