セビージャFC

サンチェス・ピスフアンでのバルセロナ戦において、1-1の同点で迎えた前半に生じたピッチ上の緊張感あふれる一幕が明かされた。エリア内で倒れるもPKを得られなかったバルサのラミン・ヤマルが、セビージャのホームスタンドに向かって両手を広げ、観客のブーイングを煽るかのようなジェスチャーを行った。この行為に対し、セビージャの選手たちが即座に反応した。

ジョージア代表MFコチョラシュヴィリとキャプテンのチリ代表DFガブリエル・スアソがすぐさまラミン・ヤマルのもとへ駆け寄り、過剰なパフォーマンスを制した。ギオルギ・コチョラシュヴィリは試合後『観客を煽るようなジェスチャーは好きになれない。彼本人にも主審にもその旨を伝えた』と明かし、スアソ主審も『非常に素晴らしい熱戦が繰り広げられていたのだから、不必要にスタジアムの感情を逆撫でする必要はないと冷静になるよう伝えた』とコメント。ホームの誇りを守り、若い相手エースに対してもピッチ上での節度を求めた熱い裏側が浮き彫りとなった。(via Estadio Deportivo)

RCセルタ

レーシング・サンタンデールを5-0のスコアで粉砕したRCセルタだが、試合の口切りとなった先制PKの判定を巡り、審判団の生々しいやり取りを記録したVAR音声が公表された。ペナルティエリア内でフトラが放ったパスがレーシングDFベロシアンの腕に接触した場面で、ピッチ上のデ・ブルゴス・ベンゴエチェア主審は最初ノーファウルと判断。しかしVARのデル・セロ主審からオンフィールドレビューを推奨された。

モニターの前に立ったデ・ブルゴス主審は『ボールは先に胸に当たり、その跳ね返りが手に当たったのではないか』と疑問を提示。これに対しVAR側は『接触の起点は胸ではない。開いた腕の上腕二頭筋(bíceps)に直接当たってパスコースを遮断している』と明確に説明した。映像を再確認したデ・ブルゴス主審は『胸の接触がなく上腕二頭筋に直撃しているなら判定をハンドに変更しPKを与える。ただし空中でのボール争いにおける不可抗力的な動きでもあるため、イエローカードは提示しない』と判断。この厳密な検証を経て獲得したPKをフトラが沈め、歴史的大勝への扉が開かれた。(via Estadio Deportivo / Mundo Deportivo)