ソフィアン・アムラバトの完全移籍交渉
レアル・ベティスはソフィアン・アムラバトの完全移籍での獲得を希望しているが、交渉は長期戦かつ非常に複雑なものになる見通しだ。マヌエル・ペジェグリーニ監督は守備的なミッドフィルダーの補強を最優先事項としており、シーズン終了前にクラブに対してフェネルバフチェとの交渉を進める許可を与えていた。アムラバト自身もセビリアでの生活に満足しており、来季チャンピオンズリーグに出場するチームで絶対的なレギュラーとしてプレーできるプロジェクトに大きな魅力を感じている。選手とクラブ双方に継続の意思があることは確認されている。
しかし、フェネルバフチェとは2028年6月までの契約が残っており、トルコのクラブはフィオレンティーナから彼を獲得した際に支払った1200万ユーロの投資の回収を目指している。また、フェネルバフチェは会長選を経て新体制となったため、彼の状況を再評価する必要がある。
ベティス側は多額の移籍金を支払う余裕がなく、アムラバト自身がフェネルバフチェに対して要求額を引き下げるよう圧力をかけることが不可欠となっている。さらに、アムラバトのトルコでの年俸は約800万ユーロ(グロス)であり、ベティスの財政では到底支払えない額である。今季のローン期間中、ベティスは給与の25%しか負担していなかった。そのため、クラブは選手に対して単年あたりの減価償却費と給与負担を抑える代わりに、長期契約を提示して安定を保証するという「補償」の形での合意を目指している。
現在、ワールドカップの影響で市場全体が停滞しており、クラブ側もモロッコ代表として大会に集中している選手を邪魔したくないという意向を持っているため、大会の進行とともにゆっくりと交渉が進められることになりそうだ。
(via ElDesmarque)