厳しい登録制限の打開に向けたアリアガ売却資金の投入
今回の主力売却は、単に魅力的な経済的オファーだったからという理由だけでなく、クラブが抱える深刻な選手登録問題(サラリーキャップ制限)を急ぎクリアする必要性から生じた決断でもありました。
レバンテは、今夏の移籍市場で獲得した複数の新戦力や若手選手を開幕戦までにラ・リーガに登録することができず、非常に制約の多い状態でシーズン初戦を戦わざるを得ませんでした。
実際に、ウーゴ・ソテロ、ダニ・レケナ、チアゴ・フェルナンデス、ヤニス・ムスアイの4名はリーグ登録が間に合わず、バルセロナの遠征に帯同することすら叶いませんでした。また、タイ・アベドも経済的な制約が主な原因となって招集メンバーから外されました。
開幕戦前に辛うじて登録が間に合ったのは、マシュー・ライアン、アイッサ・マンディ、マヌ・サンチェス、エンゾ・バルデリの4選手です。しかし、このうちバルデリとマヌ・サンチェスの2名の登録を金曜日の期限までに滑り込ませるため、クラブは役員の個人保証(個人が金銭担保を引き受ける手段)まで発動させる綱渡りの手続きを行いました。
今回のアリアガ売却によってもたらされる約500万ユーロの資金、そしてカンテラーノであるカルロス・エスピの移籍によって発生した収入は、未登録となっているソテロ、レケナ、チアゴ、ムスアイの4名を一刻も早く登録し、ルイス・カストロ監督が起用できるようにするための貴重な資金的酸素(猶予制限の拡大)となる予定です。ただし、登録の自動完了を意味するわけではなく、書類の提出とラ・リーガ側からの最終的な承認を待つ必要があります。(via Estadio Deportivo)