フェルナンド・アロンソがホンダへ要求「復活を5年も6年も待つ気はない」
F1イタリアGPの開幕を前に、フェルナンド・アロンソが自らの未来とパワーユニットを供給するホンダに対して、非常に明確で強いメッセージを突きつけました。
記者から「来シーズンも8位、9位、あるいは10位を争うだけなら、F1キャリアを継続しますか」と問われると、アロンソは短い言葉で即座に否定しました。
『いいえ』
さらに「今より上を目指せるという期待がある場合のみ続けるのか」と追求されると、迷いなく答えました。
『その通りです』
アロンソは、現在のF1レギュレーションがあまり楽しめないものであると認めつつも、アストンマーティンのオーナーであるローレンス・ストロールや、著名なデザイナーのエイドリアン・ニューウェイから直接継続を求められれば、プロジェクトへの強い責任感から引退を踏みとどまる可能性があることを示唆しました。ただし、アロンソは『今年のような厳しいシーズンは二度と繰り返したくない』とも強調しています。
2027年のマシン開発に向けて、アストンマーティンはすでに素晴らしい進歩を遂げているようで、アロンソもその点には大きな希望を抱いています。
『カーブでのマシンの挙動が明らかに向上しているのを感じます。これにより、チームの全員が希望を持てています。この開発哲学と戦略を継続すれば、最終的に私たちは最も速いマシンのひとつになれると確信しています。まず第一のハードルはクリアしました』
チームが現在のマシンの改良をストップし、すべてのリソースを来年の新車開発に集中させるというアイデアに対しても、アロンソは不安を見せません。
『パドックの中でも最高の人材が私たちのチームを率いています。彼らは何をするべきか完全に理解していますから、信頼しています』
さらに、ホンダのパワーユニットに対する信頼についても、かつてのレッドブル王者時代のスタッフが復帰していることや組織の再編を挙げ、100%の信頼を強調しました。しかし、それと同時にホンダに対して、厳しい開発期間の短縮を要求しています。
『ホンダのコミットメントは非常に大きなものですし、日本のファクトリーの設備も世界一レベルです。スタッフの補強や再編についても素晴らしい方向に向かっていますし、完全にホンダを信じています。しかし、私たちはどうしてもその復活プロセスを早めなければなりません。私たちはレギュレーションの変更に対して出遅れてしまい、望むレベルから遠い位置でスタートしてしまいました。ホンダが必ずそこに到達することは確信していますが、前回のプロジェクトのように5年も6年も待つわけにはいきません。私たちが望むのは、2年、遅くとも3年以内に頂点に立つことです』
(via Mundo Deportivo)