銀河系選手獲得の頓挫とフリアン・アルバレスへの1.5億ユーロオファー
ペレス会長は選挙戦のテレビ番組「Horizonte」で、チャンピオンズリーグ出場クラブの偉大な選手に対して、クラブ史上最高額となる1億5000万ユーロの歴史的オファーを提示し、銀河系選手を獲得することを公約していた。当初、中盤の懸念を払拭するためにパリ・サンジェルマンのヴィティーニャやジョアン・ネヴィスが第一希望として浮上したが、彼らの代理人であるジョルジュ・メンデスが『ヴィティーニャとジョアンは誰にとっても選択肢になかった。彼らはPSGにとって交渉不可であり、パリで非常にとても幸せだ。彼らはトロフィーを集め続けるだろう』とファブリツィオ・ロマーノを通じて完全否定した。ペレスが「彼らは交渉不可だ」と公言せざるを得ない状況に追い込まれ、PSGからの引き抜きは事実上不可能となった。
その後、右サイドの攻撃を補強する候補としてバイエルン・ミュンヘンのミカエル・オリーズの名前が挙がったが、バイエルンのヘルベルト・ハイナー会長が『ミカエル・オリーズはバイエルンの選手であり、長期契約を結んでいる。我々は選手を売却するクラブではない。もしフロレンティーノ・ペレスが我々にオファーを送りたいと考えているなら、これまでそんなことは起きていないが、彼はその無駄な労力を省くことができる』と公然と門前払いをした。
そして最終的に、マドリードはアトレティコ・マドリードのフリアン・アルバレスに対して1億5000万ユーロの公式オファーを提示した。クラブは公式声明でその事実を発表したが、アトレティコのエンリケ・セレソ会長への事前の電話連絡に対し、セレソは『選手は有効な契約を結んでおり、アトレティコ・マドリードでそれを全うする。我々は獲得もしないし、交渉にも入らない』と即座に拒否し、5億ユーロの契約解除条項を満額支払うよう要求した。この1億5000万ユーロのオファーが通っていれば、2019年にチェルシーからエデン・アザールを獲得した際の1億2100万ユーロを抜き、カカ、ルカ・ヨヴィッチ、ガレス・ベイル、ハメス・ロドリゲス、ジュード・ベリンガム、オーレリアン・チュアメニ、ジネディーヌ・ジダン、クリスティアーノ・ロナウドらを含むクラブの歴代高額移籍金ランキング(ボーナス抜きで総額8億5470万ユーロ)のトップを更新することになっていた。なお、エンリケ・リケルメ候補は自身が会長になればアーリング・ハーランドを獲得すると公証人の前で約束していたが、ハーランドの父親や代理人はそれを否定している。しかし、マンチェスター・シティからの退団を容易にする条項の存在が噂されており、ハーランドは依然としてマドリードのレーダーに存在する唯一の銀河系選手の可能性がある。ペレスがこの1.5億ユーロのオファーを選挙公約を果たすための単なるポーズで終わらせるのか、それとも別の選手に矛先を変えるのかに注目が集まっている。 (via SPORT) (via MARCA)