ゴールドマン・サックスにクラブの独占売却権を付与 計画の全貌

セビージャFCのクラブの売却プロセスが、アメリカを拠点とする巨大投資銀行ゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)の主導のもと、完全に国際的かつプロフェッショナルなルートへとシフトしました。

これまで、セビージャの買収に強い関心を示していると噂されていたアメリカの投資ファンド、リバーサイド・マネジメント・グループ(RMG)へのクラブの売却計画は、完全に「消滅」してテーブルの上から排除されました。

リバーサイドはこれまでの1年半の間、3回にわたりアプローチをしてきたものの、具体的なオファー書面を一度も提示しないという非常に不誠実な態度に終始し、関係者の信頼を失っていました。さらに、彼らが交渉の最終段階において、セビージャのウルトラグループである「ビリス・ノルテ(Biris Norte)」の元主要メンバー(セビージャ東部のレストランオーナー)を現地の仲介役代理人として指定し、その店舗で大株主たちと会合を持たせるという、4億5000万ユーロの巨大取引を扱うに値しない極めて不適切なやり方を強行したため、交渉関係者は激怒して決裂に至りました。

このような「お騒がせバイヤー」や「 Opportunist (機会主義者)」を排除するため、セビージャの現経営大株主陣は、6月1日以降、新しい交渉ルールを厳格に導入しました。それは、正式な買収意向表明書(LOI)に署名する際、必ず「2000万ユーロ(約32億円)の現金保証金」を銀行口座にデポジットしなければならないという条件です。もし、かつてセルヒオ・ラモスとFive Eleven Capitalが起こしたように、交渉の土壇場で突然35%もの不当な値下げ要求をして逃げようとした場合、この2000万ユーロは即座に没収される極めて厳格なセキュリティールールです。この厳しい条件を提示された瞬間、リバーサイドをはじめとする多くの怪しいバイヤーは一斉に逃げ去りました。

現在、ゴールドマン・サックスはセビージャの株の「85%の資本売却」を仲介するための独占仲介権を付与されており、交渉のオフィスをメディアの騒音の多いセビージャからニューヨークへ完全に移転させました。

最大の目的は、2026年12月31日の年末までに、フットボール界に深い理解と確固たる財政力を備えた「欧米の超大物インベスター」にクラブを完全に売却することです。ゴールドマン・サックス側は、現在のクラブの財務状況から、売却完了後に最低でも8000万ユーロ(約130億円)規模の資本増資(増資オペレーション)を強制実行し、名門セビージャのピッチ上でのかつての覇権を取り戻すための、緻密で壮大な青写真を構築しています。(via Estadio Deportivo)