テア・シュテーゲンとジローナの不運な過去およびアヤックスへの移籍の舞台裏
🇩🇪バルセロナからアヤックスへ2027年6月30日までの期限付き移籍が濃厚となっているGKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンだが、彼とジローナ、そして今回の移籍には深い因縁と複雑な舞台裏が存在する。昨夏、テア・シュテーゲンはバルセロナでジョアン・ガルシアが獲得されたことに不満を持ち、さらに自身の負傷の全治期間を巡ってクラブと激しく対立した。バルセロナ側は長期離脱扱いとなる全治4ヶ月以上と主張したのに対し、テア・シュテーゲンはそれより早く復帰できると反発。この騒動により、ジョアン・ラポルタ会長が介入して事態が沈静化するまでの数日間、キャプテンマークを剥奪される事態にまで発展した。
🏥その後、怪我から復帰したテア・シュテーゲンはジローナへレンタル移籍を果たしたが、不運なことにわずか2試合に出場しただけで再び重傷を負ってしまい、そのままW杯を欠場することになった。ハンジ・フリック監督の構想外となり、バルセロナでは出場機会がないことを悟った彼は、ジローナ時代の恩師であるミチェル監督が率いるアヤックスへのレンタル移籍を受け入れた。
💶しかし、このアヤックス行きの手続きは長引いた。テア・シュテーゲンは今年の二重居住に伴う税金等の経済的負担を両クラブが引き受けるよう要求したが、アヤックス側はこれを拒否。最終的に、選手の弁護士からの保証要求にもバルセロナ側が折れる形で譲歩し、バルセロナが給与の約90%を負担することと、オランダでの税金関連の費用も負担することでようやく合意に達した。彼はすでにバーミンガムの空港からプライベートジェットでアムステルダムへ向かっており、メディカルチェックを通過すれば正式発表となる見込みである。なお、彼は空港を出発する前に『まだ全てが終わったわけではない』と慎重なコメントを残している。
(via SPORT / Esport3 / Mundo Deportivo)