レサマにおける若手選手の心理的サポートと保護への取り組み
ラ・リーガの主催でカンテラ(下部組織)の心理学部門に関する第1回フォーラムが開催され、アスレティック・クラブの専門家たちが選手の総合的なケアや環境への対応について議論を交わしました。
話題の一つとなったのが、遠方からの若手選手の引き抜き(青田買い)問題です。アスレティックの心理学ディレクターを務めるエドゥアルド・モレジョは、未成年選手の引き抜きを規制する動きを支持し、次のように述べています。
『遠くから子供たちを引き抜けないようになることを願っています。それは彼らを少し守ることにつながるからです。せいぜい、自宅から2時間以内の子供たちに留めるべきです。私はどこからでも選手が集まるクラブにいた経験がありますが、彼らを地元から引き離して根無し草にしてしまう問題は悲劇です』
また、レサマの心理学エリアを率いるダビド・リンコンは、家族に対する教育とサポートの重要性を説きました。
『私たちは家族に対して、いつ、どのタイミングかは分かりませんが、この部屋にいる全員がいつかはクラブを去ることになるのだと説明しています。プロサッカーに到達できる選手のデータをご家族に見せても、彼らが最初に考えるのは「うちの子がその0.5%になる」ということなのです』
さらに、クラブに残れない子供たちへの退団通告という非常に難しいテーマについても語られました。アスレティックでは、子供たちに十分な時間を確保して通告し、その過程に寄り添うように努めていますが、完璧なシステムは存在しないとリンコンは指摘します。
『辞めると言われて喜ぶ人は誰もいません。最悪の気分であり、喪失の悲しみです。私たちの目標は、ショックで青ざめる顔の割合を減らすことです。私たちはメッセージが冷酷になったり、短すぎたりしないように努めています。誰もがその瞬間に理由や答えを求めているため、本人に近い人が伝えるようにしています。その瞬間に向けて準備をして取り組んではいますが、それでもやはり悲劇に変わりはありません。子供たちや、時には家族の顔は見ていて辛いものです。私たちは、良い伝え方など存在しないという結論に達しました。ある人はもっと早く言ってほしかったと言い、ある人は後でよかったと言います。私たちがしているのは、事前に少しずつ予兆を伝えておくことです。彼らがその瞬間をどのように受け止めるのか、私にとっては非常にドラマティックな出来事です』
(via MARCA)