1.98Mの巨漢FWニック・ボルテマーデがバルサに逆オファーされていた裏事情
フリアン・アルバレス獲得の道が絶たれ、バルサのフロント陣が「9番」タイプのフォワードの選定に躍起になっていた移籍市場の最終盤、興味深いビッグネームがクラブに逆提案されていました。それが、かつてニューカッスルやシュトゥットガルトでプレーし、現在はドイツの世代別代表にも名を連ねる24歳、1.98メートルの大型ストライカー、ニック・ボルテマーデです。
代理人を通じてバルサに持ち込まれたこの逆オファーは、現在のバルサの攻撃陣に欠けている「長身でポストプレーができる圧倒的なターゲットマン」という異なる戦術オプションをもたらす可能性があり、一時的にスカウティングリストに掲載されました。ボルテマーデ自身、前シーズンの後半にニューカッスルでアンソニー・ゴードンにポジションを奪われ、定期的な出場機会を求めて移籍を熱望していました。
しかし、バルサのスポーツディレクター陣は、この提案を慎重に検討した結果、最終的に不採用と判断しました。その理由は、すでにアーセナルからガブリエウ・ジェズスを獲得する交渉が極めて具体的な段階まで進展していたためです。さらに、ボルテマーデ側もバルサに移籍した場合には再びバックアップとしての役割に留まるリスクを懸念しており、より先発として出場機会が見込めるクラブへの移籍を希望したため、交渉は深まりませんでした。結果として、ボルテマーデは移籍期限直前にセリエAのユベントスへの期限付き移籍(2027年まで)を選択し、イタリアへと旅立ちました。(via ElDesmarque)
元バルサFWドングがガブリエウ・ジェズスを痛烈批判「ただの応急処置」
バルセロナの下部組織出身で、かつてファーストチームでもプレーしたカメルーン人フォワード、ジャン・マリー・ドングが、カタルーニャ・ラジオの番組に出演し、今夏の最終盤に行われたブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスの獲得について辛口な批評を展開しました。ドングはジェズスの実力自体は認めつつも、クラブの格に見合う補強ではないと切り捨てています。
元バルサのストライカーは、ジェズスのクオリティを評価しながらも、チームの真の課題を根本から解決する選手ではないと指摘し、『バルサは応急処置のようなパッチをあてるべきではなく、来夏の移籍市場、あるいはこの冬の1月には解決策を見出さなければならない』と切り出しました。さらに続けて、『ジェズスは誰もが夢見た決定的なストライカーではないが、もしフリック監督が彼をマンチェスター・シティやアーセナル時代の輝かしいレベルに再生できれば、チームに大きな貢献をするだろう。国内リーグでは必ず得点を重ねるはずだが、問題はチャンピオンズリーグで同等の実力を持つ欧州のトップクラブと激突したときだ。そのような舞台で、チームをもう一段上のレベルへと導く強さがあるかには大きな疑問符がつく』と危機感を露わにしました。
さらにドングは、『バルサが展開するプレースタイルと生み出すチャンスの量を考えれば、誰が前線に立ってもゴールを決めることは容易であり、得点力自体が問題になることはない。しかし、欧州の真のライバルたちと対峙した際、本当に王座を争う準備ができているかが試される。バルサというクラブは、世界で最も優れた最高峰のクラックを獲得すべきであり、中堅の選手で満足してはならない。もし若い選手に賭けるのであれば、すでにラ・マシアという最高のアカデミーがあるのだから、他から連れてくる選手はチームを完全に変えるほどの特別な存在でなければならない』と持論を強く展開しました。(via SPORT)