恩人パチェコへの憧れ:控え時代を支えてくれたチームへの感謝の思い

今や絶対的な存在となったシベラですが、アラベスでのこれまでの歩みは決して平坦なものではありませんでした。かつてチームの象徴であり、ゴールマウスに君臨していた Fernando Pacheco(フェルナンデス・パチェコ)の控えとして、シベラは長い間苦しい雌伏のときを過ごした経験を持っています。

シベラは当時を振り返り、自らの成長と憧れの存在について次のように明かしました。

『長い時間が経ち、プロとしても一人の人間としても大きく成長することができました。かつてパチェコが正守護神を務めていた頃、いつか彼のようになりたい、自分もチームにとって重要な存在になりたいと夢見ていました。そのチャンスを信じて、日々地道な努力を重ねることが私の夢だったのです』

さらに、試合に出られない苦しい時期にも、クラブが常に自分の味方であり続け、守り抜いてくれたことに対して深い感謝を示しました。

『これほど居心地の良い場所を見つけるのは、簡単なことではありません。主役になれない日々が何年も続いたことも含めて、本当に多くの出来事がありました。それでもクラブは常に私のそばに寄り添い、守り、信頼を送り続けてくれました。こうした絆はお金で買えるものではありません』

また、シベラはクラブだけでなく、ビトリアの街と市民との間にも非常に強い帰属意識を感じています。

『私が持っている価値観の多くは、このクラブやビトリアの街から授かったものです。自分自身がビトリアという街の一部であると実感していますし、これから先も長くここにいられることを心から幸せに思っています』(via Estadio Deportivo)