英雄フェラン・トーレスがPSG移籍を承認
ワールドカップ決勝でアルゼンチンを相手に劇的な決勝ゴールを決め、スペインを2度目の世界王者に導いた英雄フェラン・トーレス(26歳)が、今夏にバルセロナを去りパリ・サンジェルマン(PSG)へ移籍することに完全なゴーサインを出した。フェランは金曜日、故郷であるバレンシア州のフォイオスで約7000人の住民が集まる大々的な凱旋パレードに出席。市から「最も愛される息子」の栄誉称号を贈られ、さらにバレンシア州知事のファンフラン・ペレス・ロルカから直々に「高貴なる栄誉」を受章し、同州の公式観光大使に無給で就任することが決定した。
W杯では先発わずか1試合のバックアッパーに甘んじながらも結果を出したことについて、フェランは『過去のどん底の苦しい経験が自分を大人にし、逆境でも最高のパフォーマンスを発揮できるメンタリティをくれた』と語った。また、米国メディアでのモデル活動やトランプ大統領のキャップを被ったことへの騒動については、『ただスペインが世界の頂点に立った興奮を表現しただけで、政治的な意図は1%もない』と冷静に切り捨てた。
PSGのルイス・エンリケ監督はかつて代表で寵愛したフェランをパリの主役に据えるべく猛烈にプッシュ。フェランもバルサの契約延長交渉の遅さに失望し、ルイス・エンリケのプロジェクトに合意した。移籍金は5000万ユーロ規模を予定しており、これはユベントスへ5000万ユーロで移籍したコロ・ムアニの売却益がそのままバルサに還元される形となる。バルサのデコとPSGのルイス・カンポス、さらにラポルタとアル・ケライフィの両会長はすでに移籍に向けた緊急交渉を開始しており、来週水曜日の代表チーム合流日までの完全合意を目指している。(via SPORT / MARCA)
フリアン・アルバレスがシメオネにバルサのみを希望すると直訴
アトレティコ・マドリードのアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスのバルサ移籍に向けた動きが、ついに指揮官を巻き込んだ直接交渉へと突入した。事態の真相として、ワールドカップ期間中の7月2日、アルゼンチン代表の宿舎があったマイアミにおいて、シメオネ監督が自身の息子に会うために訪れた際、フリアンと2人きりで極秘の会談が行われていた。その場でフリアンは、シメオネに対して『自分の希望はバルセロナでプレーすることだけだ。パリやプレミアリーグへの移籍は一切考えていない』と非常に強い口調で移籍の直訴を行っていた。
シメオネは『自分はクラブの決定を尊重する立場だが、モチベーションを失った選手を無理に留めてチームの規律を乱したくはない』と応じ、フロントへ状況を伝達した。アトレティコ側は、新たに大株主となったアポロ・ファンドの影響や、代表取締役のミゲル・アンヘル・ギル・マリンが公言した『絶対にバルサのようなライバルには売却しない』という立場から非売品の姿勢を崩していない。
しかし、フリアン側は来週、マテウス・アレマニーやギル・マリンとの最終サミットを要求しており、ここでクラブ間交渉のテーブルに着くよう直接求める予定である。バルサ側はフェラン・トーレスをPSGに売却して得る5000万ユーロを全額この取引に回し、大手スポンサーの支援を得て総額1億ユーロを超えるメガオファーを準備している。もしアトレティコがこの最後の交渉さえも拒絶した場合、フリアンは今季の残留を受け入れる約束をしており、来週がすべての決着をつける運命の週となる。(via SPORT / MARCA)