わずか60分で全ての交代枠と交代窓を完全消費!ベニト・サン・ホセ監督が直面した後半40分間の過酷な消耗戦
アウグスト・バタヤの急な負傷離脱は、ピッチの上での選手交代プランにおいても、ベニト・サン・ホセ監督に対してあまりにも過酷な戦術的代償を課す結果となりました。
指揮官は、前半16分のイシの負傷に伴うランディ・エンテカの投入で最初の交代窓を消費。さらに後半54分には、チームの運動量を維持するために、ペラヨ・フェルナンデスとフラン・ペレスの二人に代えて、オスカル・バレンティンとアルバロ・ガルシアをピッチに送り込むダブルチェンジ(2回目の交代窓)を敢行しました。
しかし、この戦略的交代からわずか2分後の後半56分にバタヤが負傷。これにより、3枚目の交代窓を使ってゴールキーパーのダニ・カルデナスを投入せざるを得なくなりました。ラ・リーガの規定である「交代枠5名・交代窓3回(ハーフタイムを除く)」の上限を、後半のわずか60分の段階で完全に消費してしまったのです。
結果として、ラージョは残りの30分間と、後半アディショナルタイム(8分)を加えた計40分近くもの時間を、「何があっても絶対に交代ができない」という極限の過酷な状態で戦うことを強いられ、これが最終盤でのチーム全体の脚の完全な停止と、失点に直結する大きな要因となりました。 (via Mundo Deportivo / MARCA / ElDesmarque)
『私たちは完全に枯渇している』セルヒオ・カメージョが吐露したクラブ運営への不満とファンへの絶対的信頼
後半開始早々に見事な先制ゴラッソを叩き込み、前線の絶対的なエースとしての役割を完璧に全うしたセルヒオ・カメージョですが、試合後のゾーン・ミクスタにおいて、現在のクラブ経営陣が招いたあまりにも異常な環境への怒りと、自身を含めたピッチ上の選手たちの過酷な消耗状況を、以下のように極めて率直なカギ括弧の言葉で吐露しました。
『アウグストやイシの早い時間帯での負傷により、後半の60分以降はピッチに残されたメンバーだけで、脚が完全に止まるまで死に物狂いでピッチを走り抜くしかありませんでした。最後は完全にエネルギーが切れてしまいましたが、私自身も怪我から復帰したばかりの段階だったので、これ以上の体力を保つのは肉体的に不可能でした。勝利に値するだけの素晴らしい戦いを見せていただけに、このような形での引き分けは本当に悔しく、自分自身の最後のプレーの質の低さに強い失望を抱いています』。
『バジェカスは私たちの家であり、それ以外の場所をホームとして思い描くことはできません。この問題は、毎年どんどん大きくなっていく雪だるまのようであり、私たちは本当に疲れ果てています。この状況は私たちを助けてくれず、クラブの3つの要素、すなわち選手、フロント、ファンを引き離してしまいます。このチームは常にファンに寄り添い、彼らと共に立ち上がるためにすべてを捧げてきました。私たちは謙虚なチームであり、正義を信じていますが、今起きていることは不公平です。誰も助けてくれません。今日スタジアムに来てくれた人々の数は、本来来るはずだった人数を考えれば、それでもかなり多かったと思います。物事が一刻も早く解決することを願っています。それが補強やその他の何よりも、私たちの最大の助けになるはずです』。
『今の私はより多くの出場時間が必要であり、脚をしっかりと鍛え直す必要があります。終盤に見せた自分のパフォーマンスには非常に失望しています。もし私がフレッシュな状態であったなら、絶対に敗れることはなかったはずです。しかし、後半の65分から70分が過ぎる頃には、頭で早く判断したことが肉体的に遅れて実行され、それがチームを消耗させるいくつかのミスを生むことになってしまいました。脚を鍛え直し、トレーニングを重ね、ゲームの最終盤により良い状態で臨めるようにしなければなりません』。 (via Mundo Deportivo / ElDesmarque)