エンリケ・リケルメ陣営:クロップ招聘とハーランド獲得の誓い

対するエンリケ・リケルメは、ソシオをクラブの中心に据えることを掲げ、現在のクラブが「深刻な財政危機にある」と主張している。『手元資金が7億7000万ユーロ以上も一瞬で消え、流動性が99%減少し、数百万ユーロしか残っていない。ベルナベウの改修やその他の金融操作に関連する負債が前例のないレベルに達している』と指摘し、『今こそクラブを売却しようとしている理由が理解できる。フロレンティーノの右腕であるアナス・ラグラリがバルセロナを救うことで富を得たことも知っている』とペレスの経営手法と透明性の欠如を痛烈に非難した。

スポーツ部門のトップとしてクラブ最多出場記録を持つラウール・ゴンサレスを据え、カンテラ部門のディレクターにフェルナンド・イエロを配置。さらにイケル・カシージャスやビセンテ・デル・ボスケも無報酬のアドバイザーとして加わっている。

監督については、ラウールからの唯一の推薦としてユルゲン・クロップを指名。公式声明を通じて『もし日曜日にソシオが私に信頼を寄せてくれるなら、月曜日の8日にはラウール・ゴンサレス・ブランコが直接ユルゲン・クロップに連絡を取り、我々のスポーツプロジェクトを説明し、彼にベンチから新たな時代を率いてほしいという意志を伝える』と発表した。しかし、これに対しクロップの代理人マルク・コシケは『迷惑な話だ!ユルゲンはレッドブルでの役割に満足しており、クラブの監督を務める野心はない。レアル・マドリードの章は彼にとって現在閉じられている。彼が将来魅力を感じる唯一の仕事はドイツ代表監督だけだ。』と即座に否定した。リケルメ陣営は「声明は事前に代理人と合意されたものであり、彼はメディアの圧力に不満を漏らしているだけだ。クロップが唯一の候補であることに変わりはない」と主張している。

補強の目玉としては、マンチェスター・シティのアーリング・ハーランドとロドリの獲得を約束。シティや選手周辺からの否定報道があるものの、『私は37歳でプロとしても個人的にも名誉を懸けている。私が名前を挙げた選手たちはこの夏レアル・マドリードでプレーする。』と断言。公証人の前で誓約したとし、もし獲得できなければ、約1700万ユーロを自腹で払い、ソシオの年会費を1年間無料にすると宣言した。

施設面では、バスケットボールやコンサート用の1万5000人収容の「レアル・マドリード・アリーナ」を建設。バルデベバスに「ソシオの街」を作り、アルフレッド・ディ・ステファノ・スタジアムの拡張、女子チームのサンティアゴ・ベルナベウでの試合開催も約束している。

ソシオ還元策として、CLで再び優勝するまでソシオ会費を50%減額、公証人立会いのもと1万枚の新規シーズンチケットを抽選で発行、透明性のある待機リストの作成、ベテランへの支援や「ペーニャ(ファンクラブ)の日」の新設、透明性ポータルの設置などを公約に掲げている。

ペレスが討論会を拒否したことに対し、『何年も前の偉大なフロレンティーノ・ペレスと対決したかったが、社会的な提案が何もない立候補者に直面している。私は討論会を期待していた。』と不満を漏らした。

(via SPORT / MARCA / ElDesmarque / Estadio Deportivo / Esport3)