ベジェリンが明かす高額罰金

カタルーニャ出身のディフェンダー、エクトル・ベジェリンがテレビ番組『Cara al show』のインタビューで、一般人には想像もつかないプロサッカー界の過酷な「罰金事情」を暴露しました。『僕たちサッカー選手は、練習への遅刻など色々なことで罰金を取られる。でも、選手が羽目を外さないようにするための罰金の中で、一番キツくて理不尽だと思うのは「体重オーバー」に対する罰金なんだ』と明かしました。この発言を受け、スポーツ栄養士のザビエル・プチャルト氏がSNSで実態を解説。『ベジェリンの言う通り、これはエリートサッカー界の深刻な問題だ。体重制限を1キロでも超えれば、給与の10%を没収されたり、24時間以内に元に戻さなければ1万ユーロ(約160万円)の罰金を科されたり、最悪の場合はチームの練習から追放されることすらある』と語りました。同氏はさらに『体重計の数値は選手のパフォーマンスを正確に表すものではない。プレシーズンで筋肉が2キロ増えただけでも罰金の対象になり、選手は罰金を逃れるために24時間で極端な脱水症状に自分を追い込む。これはパフォーマンスの向上ではなく、誤ったプレッシャーの管理だ』と、クラブ側の時代遅れな体質を痛烈に批判しています。(via Mundo Deportivo)

ペレス会長とバイエルン会長の密会

レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長が、サンティアゴ・ベルナベウで開催された「レアル・マドリード・ウニベルシダ・エウロペア大学院」の第20期卒業式に、バイエルン・ミュンヘンのヘルベルト・ハイナー会長を名付け親(ゴッドファーザー)として特別に招待しました。この表敬訪問の裏には、バイエルンのフランス代表FWマイケル・オリーズを巡る移籍の噂を鎮静化させる両者の思惑が絡んでいます。ペレス会長が選挙活動中に「ヨーロッパのクラブでプレーする選手に、マドリー史上最高額の1億5000万ユーロのオファーを出す」と宣言したことで、ドイツメディアはこぞって「ターゲットはオリーズだ」と報道し、バイエルン側を刺激していました。ハイナー会長はドイツメディアに対し『もしペレス会長がオリーズを狙っているなら、その努力は無駄に終わる。我々は彼を売る気はないからだ。マドリーとは非常に良好な関係を築いており、ペレス会長からは直接連絡があった。「我々はオリーズといかなる接触もしていないし、メディアの執拗な憶測を終わらせたい」と言ってくれた』と明かしていました。ペレス会長はハイナー会長を卒業式の壇上に招き、『アディダスという世界的ブランドを長年率いてきたスポーツ界の偉大なエグゼクティブであり、世界最高のCEOの一人だ。あなたの存在は学生たちにとって大きな刺激になる』と最大限の賛辞を贈り、両クラブ間の亀裂を公の場で修復するパフォーマンスを演じてみせました。(via SPORT)

クロップのVAR判定への皮肉

レッドブル・グループのグローバル・サッカー責任者を務めるユルゲン・クロップ氏が、ドイツ代表がパラグアイ代表に敗れた試合のVAR判定に対して強烈な皮肉を放ちました。ドイツは延長戦の104分にヨナタン・ターのヘディングシュートで勝ち越したかに見えましたが、VARの介入により、味方のヴァルデマール・アントンがパラグアイのGKオルランド・ギルをファウルで妨害したとしてゴールが取り消されました。結局ドイツはPK戦の末に敗退し、3大会連続でグループステージまたはラウンド32での早期敗退という屈辱を味わいました。クロップ氏はこの判定についてドイツのテレビ番組『MagentaTV』で問われると、『もしあれがファウルと見なされてゴールが取り消されるという基準なら、アーセナルはプレミアリーグで優勝できていないはずだ。彼らのセットプレーからのゴールの60%は、あのようなGKへのブロックプレーから生まれているんだからね』と、かつてのライバルクラブを引き合いに出して判定の厳しさを非難しました。また、解任の危機にあるユリアン・ナーゲルスマン監督の後任として自身の名前が挙がっていることについては『今私の名前が出るのは理解できるが、それについて語るタイミングではない』と明言を避けましたが、ドイツサッカー連盟(DFB)に対しては『U-10のカテゴリーから根本的に育成を見直し、数年かけて結果を待つ必要がある』と組織の抜本的な改革を求めました。(via SPORT)