パラグアイ代表監督の感動スピーチ

ドイツを敗退に追い込んだパラグアイ代表のグスタボ・アルファロ監督が、試合後の記者会見で語った言葉が世界中で称賛を集めています。アルファロ監督は、最先端の施設で育成されたドイツ代表と自国の選手たちの環境の違いを比較し、パラグアイの選手たちのハングリー精神を讃えました。『私は選手たちにこう言った。「目の前にいる相手は、ヨーロッパの最高レベルのアカデミーで育成された選手たちだ。だが、我々はあの赤い土からやってきたんだ。我々が着ているユニフォームのストライプは、その赤い土を象徴している。君たちはその土の上を裸足で駆け回り、両親の計り知れない犠牲の上に成り立っている」と。月末の生活費すら足りない中で、親たちが子供の夢を叶えるためにどれほど歯を食いしばり、沈黙の中で耐え忍んできたか。我々はそういう場所から来たんだ』と熱弁を振るいました。さらに『これは、赤い土から来た我々が勝って、全てを持っている彼らが負けたという話ではない。我々だって彼らのような最先端の施設が欲しいし、だからこそ彼らのユニフォームには4つの星が輝いている。だが、私は自分たちのルーツを絶対に否定しない。なぜなら、そのルーツこそが我々を定義し、このパラグアイ代表というチームを形作っているものだからだ』と締めくくり、国を背負って戦う誇りを世界に発信しました。また、このパラグアイの勝利の瞬間、首都アスンシオンの広場に設置された巨大スクリーンでPK戦を見守っていた数百人のファンたちの前で、最後のキックの瞬間にまさかの停電で画面が真っ暗になるというハプニングが発生しました。数秒後に無操作状態のカウントダウン画面と共に勝利の事実が伝わると、悲鳴は一転して熱狂的な歓喜の渦に変わるという珍事も起きています。(via ElDesmarque)

エンバペの「独裁者」ミーム

ワールドカップでのキリアン・エンバペのピッチ上での振る舞いがきっかけとなり、SNS上で彼を「独裁者」や「冷酷な将軍」に見立てたAI生成動画が大流行しています。「Dictador Mbappé(独裁者エンバペ)」というトレンドで拡散されているこれらの動画は、エンバペが軍服を着て権力を振るう姿を描いており、BGMにはイスラム教の宗教歌(ナシード)の歌手であるアブ・アリの荘厳な楽曲が使われています。このミームの直接のキッカケとなったのは、W杯グループステージのイラク戦での出来事でした。豪雨で試合が2時間中断した後、ユニフォーム姿のエンバペがスタジアムのグラウンドキーパーたちに向かって、ピッチのどの部分の水を掻き出すべきかを指差して細かく指示を出したのです。さらにノルウェー戦では、交代でピッチを退く際に、キャプテンマークを直接オーレリアン・チュアメニに渡すのではなく、近くにいた審判に渡して持っていかせるという尊大な態度をとりました。実際には、交代時に10秒以上時間をかけるとペナルティを受けるというFIFAの新ルールを遵守するための行動だったのですが、PSG時代に「メッシやネイマールを追い出し、クラブの編成権を握っている」と噂されたエピソードと結びつけられ、ネット上では「ピッチ上の全てを支配する将軍」として完全にネタ化されています。(via Mundo Deportivo)

アトレティコの韓国ペーニャ設立

アトレティコ・マドリードが、韓国に初の公式ファンクラブ(ペーニャ)である『Peña Atlética La Osa de Corea del Sur』を設立したことを発表しました。この動きは、現在大詰めを迎えているパリ・サンジェルマンの韓国代表MFイ・ガンイン(25歳)獲得に向けた戦略的な布石と見られています。このペーニャは、スペイン滞在中にアトレティコのソシオ(年間シート保持者)となり、クラブの魅力に取り憑かれた地元の女性ファン、スンミン・リー・リム氏が会長を務め、45名の初期メンバーで発足しました。アトレティコは8月9日に韓国のソウルで開催される「Coupang Play Series」でマンチェスター・シティとの親善試合を控えており、クラブはペーニャのメンバーがスタジアムで応援できるよう便宜を図る予定です。イ・ガンインの移籍交渉は、韓国代表のW杯敗退によって最終段階に入っており、移籍金2500万〜3000万ユーロ+ボーナスで数日以内に正式発表される見通しとなっています。クラブとしては、イ・ガンインの加入によって急拡大が予想されるアジア市場、特に韓国でのファンベース構築を急ピッチで進めている形です。(via ElDesmarque)