テルジッチ政権で激変したサンセのデータと30日間7連戦の試練

今回の離脱は、今季のサンセがチーム内で果たしてきた役割の大きさを考えると計り知れない打撃です。サンセは今季開幕からのラ・リーガ6試合でフィールドプレイヤーとしてチーム最多となる515分間プレーしてきました。この数字を上回るのは全試合フル出場を続けるGKウナイ・シモンの540分のみです。

さらに、今季ここまでの公式戦全6試合で先発出場を果たしていたのはウナイ・シモン、イニャキ・ウィリアムズ、そしてサンセの3名のみであり、ヴァジェカスでのラージョ戦でこの強固な先発ラインナップがついに途切れることになります。

サンセは今季6試合中5試合で試合終了までピッチに立ち続けており、途中交代したのはセルタ戦(ビーゴ)のみでした。昨季(2025-26シーズン)は年間を通して9月のビジャレアル戦と12月のエスパニョール戦のわずか2試合しかフル出場していなかった(※アディショナルタイム交代のオビエド戦や延長戦交代のコパ・オウレンセ戦を除く)ことを考慮すると、テルジッチ新監督の下でサンセの起用頻度と重要性は劇的に変化していました。

サン・マメスでのエルチェ戦やアラベス戦での引き分けを経て、チームは引いた相手(低ブロック)に対する崩しのアイデア不足や決定力不足(アラベス戦ではサンセ自身もPKを失敗)という課題を抱えたまま中断期間に入っていました。その解決策の中心となるはずだった司令塔の離脱は、テルジッチ監督の采配にも大きな修正を迫ることになります。 (via Mundo Deportivo)