アトレティコ・マドリード
フリアン・アルバレスの去就を巡る対立と、攻撃陣の最新動向が大きな注目を集めています。
まず、フリアン・アルバレスのバルセロナ移籍を巡る噂について、アルゼンチン代表の心理学者フアン・マヌエル・ブリンディシ氏が選手を擁護し、アトレティコの姿勢を痛烈に批判しました。ブリンディシ氏は『フリアンのバルサ移籍への意思は単なるわがままではなく、子供の頃からの夢だ。移籍市場の最終盤は選手にとって極めて大きなストレスとうつを引き起こす脆弱な時期。うつ病の診断が出ている中での交渉は慎重に扱うべきで、まずは人間としての選手を守り、治療する必要がある。行きたいクラブがあるからといって選手を罰したり責めたりすべきではない。アトレティコは彼の意思を見直すべきだ』とラジオ番組で語りました。 (via DSports Radio)
これに対し、アトレティコのアレマニーSDやシメオネ監督は、彼の残留と正常な稼働を主張。アレマニー氏は『ファンはこの話題にうんざりしている。我々は明確で強力な姿勢を示している。彼は体調不良の時期があったが、すでに練習に復帰しており、次節に向けて準備している』と語り、シメオネ監督も『彼は個人的なプロセスの中にいるが、我々はスポーツ面で彼を助け、彼にチームを助けてもらう。彼は並外れた選手だ』と信頼を口にしています。一方、テレビ番組のホタ・ジョルディ氏は『アトレティコが数ヶ月前に、バルサへの移籍を認める(OKする)という書面をフリアンに手渡していた。私はその文書をこの目で見た。アトレティコは財政難のためフリアンを売りたがっており、アーセナルなどへの移籍を勧めている』と独自の情報を明かしました。 (via ElDesmarque / via SPORT)
アトレティコはまた、ユヴェントスのカナダ代表FWジョナサン・デイヴィッドの獲得に向けて最終交渉を行っています。移籍形式は「無償でのレンタル移籍(ローン)」で、さらに高額な給与の一部をユヴェントスが負担するという極めて好条件な取引であり、本日中に合意に達する見込みです。デイヴィッドはアルバレスや負傷中のセルロートに次ぐ第3のストライカーとして構想されています。 (via ElDesmarque)
前節セビージャ戦(1-3で勝利)で「偽9番」として先発し、ダブル(2ゴール)を達成したアレックス・バエナのスタッツも話題です。昨季は開幕戦の負傷や虫垂炎で2ゴール3アシストに終わったバエナですが、今夏W杯での優勝を経て自信を深め、今季は早くも3ゴール1アシストを記録。セビージャ戦ではシュート4本、枠内シュート2本、チャンス創出3本、パス成功率90%を記録して攻撃を牽引しました。シメオネ監督は『W杯優勝の刺激が彼の心と頭に良い影響を与え、素晴らしいプレーで応えてくれている。このレベルの維持を要求したい』と称賛しました。 (via AS)
なお、ローマへの完全移籍が決定したナウエル・モリーナの移籍金は1300万ユーロと報じられており、レアル・オビエドが獲得を狙っていたアトレティコの若手DFイケル・ルケは、最終的にレーシング・サンタンデールへの移籍が決まりました。 (via MARCA / via SPORT)
バレンシアCF
前節デポルティーボ戦での1-3の惨敗を受け、クラブ周辺は極めて緊迫した空気に包まれています。
ガリシアからバレンシアのマニセス空港に戻ったチームに対し、深夜の空港に集まったサポーターから激しい怒号、ブーイング、さらには『メルセナリオス(金目当ての傭兵)』という侮辱や『コルベラン、辞任しろ』というコールが浴びせられました。これに対し、カルロス・コルベラン監督は『恥ずかしさを感じる』と吐露し、GKストーレ・ディミトリエフスキは『もっと気概( huevos )を見せなければならない』、ルイス・リオハは『フットボールの倫理( ética )を欠いていた』と猛省。サポーターはキャプテンによる説明と補強を要求しています。 (via ElDesmarque)
移籍市場では、バレンシアはアンドレ・アルメイダのセルタ(またはポルトガルのクラブ)への売却交渉を進めています。この売却で人件費を浮かせ、リヴァプールに所属するハーヴェイ・エリオットをレンタルで獲得する計画です。エリオット自身は移籍に前向きですが、高い給与がネックとなっており、リヴァプールが給与の半分を負担してもバレンシアの許容額を超えているため、アルメイダやダニ・ラバの売却による資金捻出が必須となっています。また、現在は無所属のホセル・マトの獲得も再検討。バレンシアは2022年に当時アラベスにいたホセルの獲得に合意寸前までいきましたが、代理人の追加手数料要求により破談となった経緯があります。 (via ElDesmarque)
また、昨季リヴァプールへ完全移籍したものの、昨季はリーグ戦10試合18失点、CL7試合10失点と低調に終わった元バレンシアGKジョルジ・ママルダシュヴィリは放出候補となっています。リヴァプールはすでにヘンクの18歳GKルッカ・ブルグマンスを獲得しており、ママルダシュヴィリが退団すれば即加入、残留すればブルグマンスはヘンクへローンされる予定です。 (via SPORT)